餌をもらえない釣られた魚

 

さんざん餌を、強請っておいて

釣られて、餌がもらえないなんて怒っては行けません。

そういうやつに釣られた人が悪いんです。

どのぐらい悪いかっていうと、尽くす女ぐらい悪いです。

例えば、欲しいモノがあって、高いんだけどローンは組めない

となると、貯金なんぞしますね?

そして、お金を支払い、商品を手にいれた後で、

それ以上、店屋にお金を払おうと思いますか?

それ以上、払おうとは思わないだろうし

自分の手元にあるのは当然の権利だと考えませんか?

つまりはそういうことなんです。

賛美しているから、尽くしていたのではなく

手に入れる為に尽くしてただけなのです。

欲しいって言葉は同じでも

意味合いが違ったんです。

だから、餌をもらえない魚はそういう相手に釣られたんです。

なおかつ、その人はそれ以上の付加価値を

相手に与えなかったんです。

それは、その人が悪いわけじゃなく

単に好みの問題や、考えっていうのもありますが

たったそれだけだったのです。

相手を責めては行けません。

しかも、その餌を好んだのも釣られたのも

その人の考えなのです。

そして、むやみやたらに餌を与えさせては行けません。

例えば、相手が食べたくない餌を与えてきたとします。

そういう場合は、いらない、応えられないとはっきり言うべきでしょう。

与えられる方の気持はともかく、餌の量に比例して

相手は必ず元を取ろうとします。

ずっとそうさせるという方法もありますが

餌が多ければ多いほど、あとあとは厄介です。

それは、振子が右に触れる幅が大きければ大きいほど

反対側に触れる大きさも大きいのと同じなのです。

 

 

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