汝よ、許しなさい?

 

ふざけんなって思うことがあります。

大なり、小なりあります。

そんな事が起これば、やっぱり不愉快です。

ところで、ときどき、

他人を恨んではいけないよ。許しなさい。

って説かれることがありますが、どんなもんでしょう?

私は、恨まない方が良いと思います。

なんせ、自分が楽だから。

でも、恨むなとか許せとかは思わないな。

っていうか、できれば、してると思うんですわ。

人間、そんなにすっきり、割りきれたら、楽だもん。

昔は、相手が悪気がないなら、できるだけ許そうと思ってました。

んでも、なんていうんでしょう、

悪気がないと、デリカシーがないっていうのは別もんなんですな。

んでも、許せないくせに、許そうとすると

無理があるから、更に嫌になるんですわ。

だから、許せないことは許さないし、

恨むっていうのも、ある意味しょうがないなって思います。

自分が納得しないことは、無理にしたところで意味がありません。

で、恨んでいるって言う事は、相手に対して自分が正当だっていう意識があります。

たぶん問題は、ここでしょう。

つまり、人間がいろんな行動を取るとき、自分が正しいと思っての行動なら

結構限界なく、いろんなことが可能性としてできるんですわ。

人殺しだって、自分がそれをする事が正しいと思っちゃえばできちゃうんです。

恨んでいる相手に、同じような痛いめにあえと思うことは、ある意味自然でしょう?

復讐のひとつやふたつ、したくなりますわなぁ。

んでですが、私は基本的にその相手から離れますが、

相手にはそれ以上の行動はしません。

心ん中では地獄に落ちろぐらい思っていますが、

そういう時に思いつく復讐をしてしまうってことは

あとあと碌な結果にならないんですわ。

逆にしないでいて、即効性こそないけど、結果的に救われることはありました。

でも、復讐心はあります。

思い出す度に、うんざりした気持になります。

なので、その度に、一人でそいつのことを考えながら

声に出して(声の大きさはいろいろ)

気が済むまで、ば〜かって言っています。

そんな程度のことは、

汝よ、許しなさいという神様なら

人間がトイレに行くのと同じぐらい、

寛大な心でお許し下さるでしょう。

 

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