五月蝿い
なぜ『ウルサイ』と読めるのかわかんないが、
確かにハエが耳元でぶんぶんしたら、五月蝿い。
布団に入ったときの蚊よりはましだが、でも確かにうるさい。
『蚊みたいに血を吸うわけでもなく、ただかっこが悪いだけでゴキブリやハエを目の敵にするのか?』
って、時々言う人もいるけど、
でも、やっぱり五月蝿いものは五月蝿いのだろうし、
害虫には変わりなく、実感してないだけで、害もないとはいえない。
あんまり目に付くと、ハエたたきで追いかけたり、殺虫剤でシューっとする。
熱狂的動物愛護団体・生類哀れみの刑的考えの人は
『かわいそう』とか、『やめろよ』とか非人道的扱いみたいな発言をするかもしれないが、
迷惑している人にとっては、余計なお世話である。
だからといって、他人が迷惑しているだろうと、他所のうちまで入り込んで退治しまくるほどのことでもない。
人間関係も一緒で、自分の周りで何か迷惑を受ければやはり五月蝿い。
一時、そいつが逃げようが、近づいてきたら殺虫剤をかけて
息の根を止めてやりたくなるかもしれない。
だけど、そうじゃない人にまで、殺虫剤を持たせて追わせる必要もない。
願わくば、私の前にハエが戻ってきませんように。
それから、『もう忘れたら』とか『かわいそう』とか
外野に余計な一言を言われませんように。