いろんな色
星占いを見ていて、私の星座って本当にこれか?
とどうもしっくり行かないっていうときがある。
『最近の若い者は』と誰かが言えば、一緒にするな!と思うときがある。
あの人は男とか女とか、大人とか子供とか、日本人とか外国人とか、A型だとかB型だとか
他の人はそんな風に判別するけど、
それで、日本人はこうだとか、女はこうだとかで
簡単に分別されちゃって決められちゃうと、いささか迷惑な事がある。
『あなたはいつも元気で良いね』
元気じゃないことだってあるわい!
『なんか、細くて繊細で男っぽくないよね』
性格は、超男っぽいかもしんない。
他人にはわからないことで、自分だけにしか感じられない事もいっぱいあって、
日々、変化する自分は、無限の色を持っているのに、
まるで2色、3色の少ない色で塗り分けられているようなのは納得行かない。
『あの人のことなら知ってるよ』
って言う人なら、全く知らない人より、よりたくさん知っているので、
もっとたくさんな色で塗り分けるかもしれない。
でも、私たちが無限の色数を持っているのなら
他の人も同じように無限の色数を持っているのだろう。
私たちは、たくさんの色で塗り分けられたからって
その人のこと、本当にどれぐらい分かると言うのだろう。