あやちゃん・だんなちゃんのぱらだいす計画

スチームボートごっこの夜に



尋ねられるだんなちゃん


  オフ会の後、鍋を探したが見つからなかったけれど、とりあえずスチームボートもどきを決行したY家の食卓。
あや: というわけで、ネットで検索したけれど、1件しかなかった。でも、ちょっと違うんだよね。他の人も、スチームボートの鍋を探している人がいたけれど、それも、私達みたいに2種類出きるやつと違うんだよ。2種類できたほうが良いよね?
だんなちゃんはトムヤム味の方が好きだったんでしょ?
そういえば、だんなちゃんが買って着てくれたクノールのトムヤムコンソメ。ハンズだと1箱400円もするんだよ。
だんな:

へ?そんなにするの?マレーシアだと1箱100円ぐらいだけどね。

あや:

鍋がひとつだから、トムヤムコンソメをお湯でとかして、つけながら食べてね。煮た方が良いものがあれば、煮るから。
それにしても、美味しかったねぇ。ブルネイのスチームボート。

だんな:

最後の麺にはビックリしたな。本当にビーフンと中華麺の両方入った方がおいしかったからな。

あや:

ブルネイはエンパイアはともかく、何を食べてもおいしかったね。だんなちゃんは何が1番美味しかった?

だんな:

青菜。特にSさんの妹さんの家で食べたやつ。ブルネイは、本当に何を食べてもおいしかったな。中華もインド料理も。しばらく指についたカレーの色が取れなかったけれど。おまえさんはやっぱ、椎茸入りカレーだろう?(笑)

あや:

あれは、なんざんしょねぇ。どう考えても焼肉のタレのカレー風味って感じで。ただ、食べなれてくると、想像ほどでもなくなるけれど、好んで食べるかっていったら、それはないなって感じ。でも、貴重な体験でした。

だんな:

自衛隊のバスツアーに参加すると、あそこでお昼ご飯らしいけれど、ちょっと難しい味だったらしい。そういやぁ、俺、エンパイアホテルであんたたちを4時間ぐらい待ってたから、自衛隊のバスツアーの乗り遅れとか、怪しい人に思われたみたい。しかも、最初は中心分にあると思ってたし、飛行機が1時間以上遅れるなんて知らなかったから、こんなすげ〜ホテルに本当に来るのか、不安だったよ。

あや:

6ツ星でAPECが開かれるような場所だからねぇ。そういやぁ、たまちゃんも、固まっていたなぁ。前のホテルが、コーナースィートで、それにビビリはしたけれど、ホテル自体は高級だけれどフランクなホテルだったのだけど、こっちの方が格が上っちゅぅか、品がいいというか。でも、ホテルの人はみんな、親切だったね。
コタキナバルだと、すぐにスタッフがお話してくるけれど、エンパイアは違って、挨拶はするけれど、こっちが困ってそうな感じじゃない限りは、それ以上話さないし、見てないようなんだけれど、私達がチョコマカ動いているのを、ちゃんと察知してみているって感じの、摩訶不思議な感覚。

だんな:

ブルネイって、街には街なんだけれど、都会特有の喧騒みたいなのがないんだよね。人はたくさんいるのに、いるように見えないし、車も多いのに、渋滞とかなくって、そんな感じが全然しないんだよなぁ。何でだろう?クアラルンプールに行ったときは、そうでもなんだけれどなぁ。

あや:

あやとたまちゃんは、コタキナバルとかあんまり日本人がいない所にいて、シンガポールでDFS近くのホテルにいたから、『ここは日本か!』っていうぐらい日本人を見たときに、たまちゃんが『なんか今までの国と違って、セカセカしてる』って言ってたなぁ。確かにくたびれた。
ところで、だんなちゃんがブルネイで1番印象に残った物は何?

だんな:

古い方のモスクかなぁ。モスクっていうものを初めてみたからさ。イスラムの国だよって感じたな。新しいモスクもきれいだったけれどね。面白いっていうのなら、月並みだけれどジュルドンパークとか、ナイトマーケット。ジュルドンパークはもっといろいろ乗りたいって思ったな。いつもはそんなに遊園地とか興味ないけどね。

あや:

たまちゃんから聞いたけれど『あんな風だったら俺もフリーフォールに乗ればよかったな』って言ったんだって?ぶちぶち。誰も乗って来れないんだもん。1人で、しかも夜に乗るのって怖いよぅ。っていうか、上がって行くときのドキドキを共感してくれる人がいないっていうのが。実際上がってしまえば、ああ、こんな所には滅多に上がれないと思って楽しいんだけれど、落ちる瞬間は流石に気持ち悪いっていうか。
今度行ったら乗る?

だんな:

うん。乗る。しかし、貸し切り状態で、客が来たら動かすっていうのは、ちょっとすごいね。

あや:

うん。あそこはフリーパスとかできたら良いのに。ちょこっとずつお金を出すのがめんどくさいもん。小技が効いていて、結構面白い遊園地だったな。

だんな:

ナイトマーケットはいろんな果物があって、面白かったな。バナナの天ぷらとかも意外といけるんだよな。くどくもないし。夕ご飯の後で、初めはくどそうって思ったけれど。あと、ラングサットもよかった。Iさんが買っているのを見て『なんで、イモ買ってるんだろう』と思ったよ。

あや:

あやは山で見るアケビの小さいやつ見たいなのって思った。そうしたら、グレープフルーツみたいなフレーバーでおいしいの。実は葡萄のみのおおきいやつみたいだし。

だんな:

艦に持っていったけれど、みんな知らないから、食べ方とかも説明しなくちゃいけないの。マンゴスティンの方は食べたことある人もいるけれど、やっぱ珍しかったみたいだしな。

あや:

ナイトマーケットは、確か友好会館のお姉さんのお奨めだったの。あとロイヤルレガリア。博物館は無料だから見てくると良いよって。パレードの車の観客をパネルにして、パレード車の周りに展示しているのも面白かったな。

だんな:

結婚式の様子とかもわかるのも、結構面白かった。ブルネイで観光したのって、実質的には2日程度だけど、なんか、充実したって感じだな。

あや:

小さい街って聞いていて、大概2日もあれば十分なんていってたけれど、それはそれなりの見方であって、結構、見るところや、することはあると思ったな。それになんと言っても、食べ物が美味しいっていうのは。あんなに健康的な毎日は、本当に数年ぶりって感じ。今度はマレーシアと一緒に組んで言ってみたいな。
そんでもって、鍋とか調味料とか買っちゃうんだ。
なんにしても、だんなちゃんにくっついていって良かった良かった。
また、だんなちゃんの艦がどっか楽しい所に行きますように。

だんな:

今度はついてこなくて良いからね。(いや、絶対について行く!)
なんにしても、お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

 

スチームボートあや風鍋

1.

これがスープのベースになるものです。カップに入っているのはしいたけの戻し汁ですが、なくても構いません。
この日は、鶏ベースなので、本来なら鶏がらスープですが、中華だしや、味王なんていうのを利用すれば良いと思います。トムヤム味が好きなら、クノールのトムヤムキューブ等を利用してください。
味のポイントは生姜です。これはこの量より少し多めでもいいです。
結構な量を入れてください。
ブルネイで食べたのは少しうす味でしたが、飲んで美味しいと思える程度の濃さで良いと思います。

 

2.

最初に海老から入れるみたいです。この日は海老を処理するのが面倒なので、シーフードミックスを使っていますが、海老は多い方が美味しいようです。その他イカとか貝とかもいれるので、個別に買うよりは、シーフードミックスなどを利用した方が、経済的だと思います。2人で1袋程度使っています。多い方がおいしいです。本来なら、海老やイカが茹でられたら食べるのですが、この日は鍋風なので次の作業に移ります。現地では他に、魚のすり身もはいっていました。

 

3. 家にあったのが、たまたまこの蟹だったので。普通は渡り蟹などを殻ごと利用します。これも茹ったら食べるのですが、これから煮こんでいて、蟹の味が落ちるのが気になるようでしたら、魚介類は一旦取り出すのも良いと思います。
4. そして鶏です。イスラムの国なので豚は食べません。我が家でも一応鶏でやっています。豚でも良いかもしれませんが、その辺はよくわかりません。
5. 豆腐、椎茸、エノキなどは好みで入れてください。
6.

美味しいスープができたころに野菜を入れてください。
この料理を食べに連れてくださったIさんは、青年協力隊時代に白菜をマレーシア人に作らせようとし、上手く行かなかったときいていましたがブルネイの店では白菜が出てきました。他から聞いた話しによるとブルネイの人は農業に興味がないらしく、輸入多いとのこと。今は、農業の普及に日本とブルネイの合弁会社もあり、がんばっているようです。他にはチンゲン菜、玉ねぎ、も入っていました。あとは、家に余っていた春菊も入れてみました。
もし、蟹などを取り出していたら、ココで再び投入してください。
美味しいスープで煮えた野菜が、そりゃぁもう、たまらんです。

 

7.

実家で、この美味しさを再現しようとした時に、記憶上にワンタンが出てきたので、入れてみました。あっちではどうだったかは覚えていませんが、うちの母親に言わせると、普段ワンタンなんて食べないくせに、このワンタンが抜群においしいそうです。メーカーは問わないと思います。私は100円のがあれば買って使います。
この後、タレをつけて食べたのですが、思い出せません。
スープの味がしっかりしていれば、コショウで十分だし、辛いのがお好みだったら、トムヤムキューブをお湯に溶かしたものをつけながら食べるのも、とってもおいしいです。

 

8. 閉めは麺です。この麺はビーフンと中華麺を混ぜて下さい。
中華麺の持つ油がビーフンとの兼ね合いをよくするらしいです。
油分が麺に足りなさそうな場合は、ごま油を数滴落とします。
具は食べ尽くし、スープだけの鍋に、麺を投入して、解き卵を絡めてスープを麺や卵に吸わせる感じにします。汁は殆ど残らない状態でのしあがりなので、出汁が多い状態の場合は、少し煮詰めてから麺を入れると良いと思います。お好みで、スパイスなどで味を整えて下さい。


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