あやちゃん・たまちゃんのぱらだいす計画 10

『出発の朝』
朝6時に起きる。ものすごく寒い。天気が悪い。
7時過ぎに 家を出て、両親に空港まで送ってもらう。
お腹が冷えて壊れる。

 

『気分はウラシマ』
名古屋空港は新しくなったはずだとは思っていたが
前日まで見ていたのは古い案内図だったらしく
見違える程きれいに、そして迷子に。

 

『たまちゃんに会う』
人がうじゃうじゃしている空港で、無事にたまちゃんと会う。
早速、飛行機の手続きをはじめる。
荷物は2人合わせて34.5キロ。
だいじょうぶなんだろうか?

 

 『空港を探険』
名古屋空港を探険する。
あんなに退屈だった空港も変わったもんだ。
搭乗時間も近くなったので行列に並び出国審査を受ける。
通過したら、そこは煌びやかな世界。
お店や免税店があるぞ。
いつのまに?
しかし、ぼちぼちな時間なので店を横めにゲートに直行する。

 

『搭乗時間になる』
なのに、搭乗手続きが始まる感触がない。なぜに?
そしてアナウンスが。
−飛行機にエンジントラブルが見つかりました。
出発時間は未定です。
一時間後に再びお知らせ致します−
なんですとぉ?

 

『こういう場合』
乗り継ぎ飛行機は同一会社なので、なんとかなるだろう。
もし、全部の飛行機に乗れなかった場合も、
クアラルンプールで泊まるなりで何とかなるだろう。
問題は、予約しているホテルだ。
現地に着いたらホテルがキャンセルってことになったらえらいこっちゃ。
今日は日曜日なので、シャングリラの予約センターは休み。
現地にファックスを送らなければ…

 

『すいません』
グランドスチュワートのお姉さんに遅れる事への不明な点を聞く。
『飛行機は大丈夫ですが、ホテルの事、そこまではうちでは知りません…』という。
そうじゃなくってぇ!
『なので、ファックスを送ろうと思うのですが…』と言いかけたら
先輩のスチュワーデスと思われるきれいなお姉さんが
『 わかりました。現地係員に連絡するようにしておきますので
ホテルの連絡先をお知らせ下さい』という。
以後、わたしとたまちゃんは、このお姉さんを
やさしいお姉さんと呼ぶ事にする。
『いまから免税店に行こうと思いますが』と聞くと
『大丈夫ですよ』というので、店の方をぶらつく事にする。

『買うものはない』
でも、買うものはないのですぐに飽きる。
ジュースでも飲もうかな?と思ったら
『クアラルンプール行きのマレーシア航空お待ちのお客様へ
スナックのご用意ができました』とのこと。
やさしいお姉さんから、お菓子の詰め合わせとジュースをもらい上機嫌に。
しかし、うちの家族とかは今ごろ、
あやは飛行機に乗っていと思ってるんだろうな。
にしても、外国人にも同じものが配られたけど
都こんぶなんて食べるんかな?


キットカットや都こんぶ・シリアルチョコなんかも入っている

『しかし…』
いつ、復旧するのだろう。もう1時間は遅れているってことは
乗り継ぎ便には間に合わないのじゃないかな。
と思っていたら、
次のアナウンス予定5分ぐらい前に
搭乗手続きが始まった。
出発しなかったらどうしようと思ってたけれど
とりあえずひと安心。
そんなわけで、出発なのです。

 

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