あやちゃん・たまちゃんのぱらだいす計画 23

『ガイドブックはウソつきです』
ガイドブックを頼りに見学したら、
全然違うって事はよくある。
これは頭で考えたり、ガイドブックで見ただけで
わかったつもりになっては行けません。
実物の方が、圧倒的にきれいなのです。
その不思議さはローマ市内に遺跡がボコってある感覚に似てはいるけれど
なんていうのかなぁ、あの本当にきれいな金ぴかは、
見なければ伝わらないなっていうもの。

『これは全部』
本物の金ですとSさんは言う。外も中も。
ひえぇぇぇぇぇぇぇ

『いざモスクへ！』
車が駐車場に入るけれど、そこにもここにも花があり、
お庭もきちんときれいにされている。
そして白に金ぴかのモスクは本当にきれい。

靴を脱いで、大理石の上を歩く。
この時カメラは持ちこみ禁止で、女性は黒い上着を着る。
お祈りする場所は3トンのシャンデリアが吊るされていて、
中も大理石に金の装飾。
そりゃ、カメラで撮ったらえらいこっちゃ。
撮っちゃ行けないと理由は違うかもしれないけれど、それぐらいすごい。

だんなちゃんの旅日記にあった解説。
『モザイクタイルの巨大なモスクである。屋根が金、
中は冷房が効いていた。
女性は中に入るのに黒い打掛を着る。
巨大コーランは畳１畳分』

これが国民へと
王様のお金で作られたっていうから、すごいわなぁ。
『日本では政府の役人は、自分達の為に、公的資金を使っているのに』
と、たまちゃん。んだんだ。
登った階段を降りれば、高級ホテルのような廊下があり
図書室と結婚する為の勉強室が。
聞くところによると、結婚する前に結婚についての勉強をして
合格しないと結婚ができないとの事。
ちなみに王様も勉強をするのだが、
王様の場合は教師の方が出向くらしい。当たり前か。
で、1周して帰るときに、パンフレットがもらえる。

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