あやちゃん・たまちゃんのぱらだいす計画24


国の大きさは三重県位いらしい

 

『石油の街に行きたいですか?』
Sさんが誘ってくださった。
石油はブルネイを繁栄させている源だが
その街セリアは、市街から離れているので、

とてもそこまでいけるとは思ってなかった。
そういうわけで、行きたいとお願いする。

 

『ブルネイの広さ』
ガイドブックではブルネイの広さがわかりづらい。
もともと、ちゃんとした地図が載っていないのがダメなのだが
地図で見ると広そうに見える市街地は、
20分ぐらいかかりそうと思っていても、5分ぐらいで
そんなに、大きな街ではないように感じる。
ところが、それを頭に入れながら、他の場所を見ると、
想像よりもずっと離れいている所もある。
エンパイアホテルなんて、敷地に入ってからが遠い。
そして、さらにわかりにくくしているのが、フリーウェイの存在。
ビジネス用の車は50キロ制限なのだが、
自家用車などは、無制限で走る。
これが、早いのなんのって。
そういやぁ、コタキナバルも早かった。
で、タクシーでメーターを見たら
壊れているのか、動かなかった。
確かに、こんな風に走っていたらいらないわな。

『Sさんのお宅訪問』
王様の宮殿などを(なんと部屋は2700室あるらしい)車窓から眺めながら
まずSさんの家にお邪魔する。
観光用の施設やイベントも良いのだが
その土地の人の家や文化に触れられるのは
本当に願ったり叶ったり。
Sさんの家はピンクのようなかわいい色の家で、
外には電飾が飾られている。
この電飾はだいたいどこにでもあり、お祝い事がある日は点灯されるよう。
Sさんの家でジュースとスチームケーキをご馳走になりながら
Sさんのアルバムを見せてもらう。


Sさんは、軍隊で日本語を覚えたそうで日本語が話せるのだが、
来日経験も多く、また日本人の友達がものすごく多い。
家族も美人で頭が良さそうな人ばかりである。

Sさんの家にあった造花。
こういう飾りが、何処の家にも多少なりとあるそうです。

 

『次のラマダン開けの祭りは』
イスラムにはラマダンという、日中は断食するっていう1ヶ月があり
それが明けるとハリラヤといってお祭りがあり
日本でいう盛りあがったお正月見たいなものらしい。
断食中は、宮殿に行くと、王様からB$10のお小遣いが貰えるので
(それで、断食明けの準備や新しい服を買ったりするらしい)
ブルネイ人に混じってマレーシア人や他の国の人も来て
ちゃっかりお小遣いを貰っているらしい。
ハリラヤ中は、イスラム教徒の家はオープンハウスになり
いろんな人がご馳走になったりもするとのこと。
そして、もっと大きなイベントが、誰でも
男性は王様、女性は第一、第二夫人と握手ができるのだ。
しかも、カードとお菓子いりのお土産まで貰える。
『1度来ると良いよ。今年は10月かな?』
とSさんは言うが、今年は難しいだろうな。
でも、機会があたら、本当に体験してみたいのだ。
お金を貯めるか…まじに。


『石油の街にGO!』
Sさんの家を後にして、一路車は石油の街に。
ビジネスで使う車は50キロ制限らしいが
自家用車にはスピード制限はないので、強烈に飛ばす。
炎がぽこぽこ見え始めれば、石油の街の入り口である。


石油の街が近づいて来た

 

『ご馳走になる』
Sさんの妹さんの家に連れて行ってもらう。
家の中は造花があったり、いろんな飾りが天井からぶら下がっていたり。
ちなみに床は大理石である。
お手伝いさんが何人かいる。
そこでは、鶏肉のフライや、海老、塩づけ卵、青菜をはじめたくさんのお料理を頂く。
これが、おいしいのだ。
ご飯は変な匂いもしないし、味加減もいい。バクバク遠慮なく頂く。
私はこの旅行中体調が絶好調なのだが、
おいしいという点からは、これまでの中で1番おいしい。

『ヤー』
マレー語でYesは『ヤー』である。
英語では『ィヤー』である。
『辛いですか?』と聞かれた時、
私には辛くはなく、おいしかった。
私はSさんに日本語で喋っていたので
『(ぃ)やー(間を置く)辛くないです』と言ってしまった。
Sさんたちは辛いと思ったようだ。
これで、『ぃやーやーやーちがいますよ』と名古屋弁で続けたら
更に混乱するところだっただろうな。

 

飾られていた国王の写真

 

『だんなちゃん、蚊にさされる』
そこの家のお庭を案内してもらった。
鶏などを飼っているので、蚊もいる。
わたしたちに、情報がどのくらい正確に伝わっているかは不明だが
マレーシア周辺ではマラリアに感染の恐れがあるという情報もある。
だんなちゃんが蚊に刺されたと言うので
うんじゃぁ、ガンジス川の水も飲めるようになるイソジンを持っていた私は
『イソジンでもつける?』と言ったら、
『イソジンではマラリアは治らんぞ〜』とだんなちゃんは言う。
『ムヒならあるよ』とたまちゃん。ナイスボケ!

 

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