あやちゃん・たまちゃんのぱらだいす計画 33

 


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『ホテルに着く』
車がホテルに着き、だんなちゃんはシャリフさんとお別れ。
彼は、今日の夜、艦に戻るので。
ごはんまえに彼はお風呂に入っている。
私は荷造り。彼に持っていってもらう荷物を選別。
『奥さんが来るなら、いらないものは持っていってもらえばいいね』
だんなちゃんは、艦でそう言われてきたらしいが
ただでさえ重いスーツケース、少しは軽くしようと必死である。
そこは、いつものようにだんなちゃんのやさしさに訴える。
彼は、イスラム教徒だったとしても、
結婚前の勉強会をたやすくクリアーできるでしょう。
『そういえば、来年リムパックがあるかもしれない』
あくまでも、かもしれないってだけの事でも
次はハワイかと目を輝かす私。
『ハワイだから、あんたは来なくても良いよ』と言われる。
そんなことは、聞くはずもない。

 

『なんてこと!』
荷物整理をしていたら、今日買ったTシャツに不良品が。
やぶけている。
店に電話をしようと思ったが、内線番号がついているのか
レシートの電話番号がどこまでかが分からない。
何回かトライしてだめなので、ロビーに行こうと外に出ると
ボーイさんが挨拶して来たので
電話をしたいのだけれどと彼に伝え
部屋からかけてもらう。
電話はつながり、相手が出たので苦情をいう。
こっちの方の人は、日本人とトラブルの対処方法が違い
1番大切なのはボスという考えがあると聞いてはいたが
とりあえず、不良品を交換してもらいたいけれど
そこに行く時間がないかもしれないから、ホテルまで持ってきてと
ダメもとで言ってみる。
けど、当然『遠くていけないわ〜』なんて言っている。
確かに、ここは街から離れていて、遠いのだが言ってみる。
すると、さっきのボーイさんが電話を代わってと言うのでお願いしたら
話しをつけてくれたのだ。
何て良いボーイさん。
こういう時はチップをあげるのだろうと思って、渡そうとすると、
いらないという。
フィリピンから働きにきている親切なボーイさん。ありがとう。

 

『しかしながら』
後から電話が来て、Tシャツは無事届くことに。
7時に行くといっていたが、夕飯の待ち合わせが7時だったので
6時半におねがいっていったら、6時半にきてくれた。
ところがサイズが違うのだ。
結局、取りに行く事になるのだが。

 

『お部屋は掃除されていない』
お部屋の掃除の時間に、断ったので、タオルとかが変わっていない。
合図をつけても気がついてもらえそうになかったので
出かける前に、お部屋のお掃除を頼んで行く。
『部屋番号は…』と聞きかけたフロントのお姉さん。
『あ、あやさんね。2406号室の』と言われてしまう。
きっと、みんなは、あぶなっかしい私達がうろちょろする度に
大丈夫かなと思っていてくれたのだろう。

 

『今日もやはり雨』
今ごろは雨が降らなくなるころらしいが、
最近は天候がぐちゃぐちゃらしい。
昼間は晴れていても、夜はスコールなど多い。
昨日、遊園地にいるときに晴れていたのは本当にラッキーだった。

 

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