マダムY.の優雅なる日常

日本のコートダジュール、横須賀日本のニース、広島の呉で、瀬戸内海に沈むオレンジ色の夕陽を眺めながら暮らすマダムY.の優雅な日常生活をあなたに送ります。 好きなもの:えび

about マダムY.の優雅なる日常 98年にサイトを立ち上げたときから、残り続け散るコンテンツです。為になるようなことは1つも書いていません。

2011/03/12

私たちにできる事

(この記事は3月18日に執筆しました)
昨日の18時頃博多に着いて一泊して、今日、自宅に戻りました。
韓国の人はとても親切で、両親ともどもとてもお世話になって帰ってきました。

で、旅行の話しは、明日辺りからぽつぽつとするとして…

韓国でも地震と原発については大きく取り上げられておりました。
で、両親はNHKを見るので、両親と一緒にホテルにいてテレビをつけている間は災害情報や原発についての報道を延々見続けている状態。
さすがに、辛かったぁ。
勿論、被災された方やその縁者はもっと辛いと思うのですが、見ていると深刻さだけが日に日に募って、本当に重すぎるのです。

災害の状況や情報を伝えることはとても重要です。
でも、もし日本中が悲しみに飲み込まれていて、被災されていない人まで元気や生きる気力を失っていたらどうしようかと思っていたら、何とか奇跡を見いだそうとか、元気を出してもらおうという主旨で編集された番組を見られほっとしました。

私たちは、今こそ生きる力を見いだしていかなきゃならないのです。
頑張れる人が、頑張ってこそ、弱い人を支えられるのです。
一緒に悲しみに潰されていてはいけないのです。
そして、私たちの人生もまた、今、この一瞬が大事なのです。
だからこそ、しっかり今を生きなきゃダメなのです。
今回亡くなられた方の死を無駄にしてはいけないのです。
学べる事を学び、次につなげていく。
それが生きている私たちにできることなのです。

そして、被災に遭われた方に手を差し伸べる為にも、まず、災難を逃れている私たちが、しっかり生きなきゃいけないのです。

だんなちゃんが艦に乗っていると、非常時、災害時には召集がかかります。
すると、いつ帰ってくるかはわかりません。
何が起こるとか、そういう情報も一切入る事もありません。

そういう時に思うのですよ。まず、日々を生きようと。
ちゃんとご飯を食べて、ちゃんと生きる。
今、自分ができる事をきっちりこなす。

悲しみに飲まれてはいけないのです。
弱音は吐いても良いですよ。
大変だとか、辛いとか。
それでも、今を生き抜く覚悟をするのです。
焦点を当てるべきは悲しみではありません。
この瞬間から未来を生きるのです。
今、私たちができる事をきっちりする。
その覚悟が全てなのです。

とりあえず、節電とか買い溜めはナシとのことですが…
それ以外で、自分たちが備えられるものは、備えませんか?

ガムテープ、サランラップは家にありますか?
たくさんは必要ありません。
でも、あれば役に立ちます。

食糧や電池等、必要な人に必要なものを届ける事を優先したうえで、それ以外のものは、きっちり備えて行きませんか?

規則正しい生活はできていますか?
災害に遭われた方たちが治療を受けやすいように、無用の病人を増やさない事も重要なことです。

何も義援金、ボランティア活動だけじゃないのです。
私たちが、できる事をしっかりする。
大事をできるだけ小事にする。

これもまた、私たちが今回の災害の為にできることなのです。
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