なんとなく面白かったこと
人の期待に応えたい
と願ったとき、
その「人」を見つめてしまうと、
道筋がズレてしまいがちです。
一方、「期待していること」、つまり
貴方が取り組むべきテーマの方に目を向けると、
相手の期待自体に意識を向けなくても
最終的には自然に
相手の期待に叶うような場所にたどり着きます。
この時期、誰かと向き合っている人が多いと思いますが、
その人が自分をどう思っているかを気にすることと、
その人が目指すものと同じものを目指すこととは、
ぜんぜん違うことです。
自分の顔色を窺って欲しい、と思っている人なんて
たぶん、どこにもいないと思うのです。
人の気持ちを理解するとか、汲み取るとかは
いつも、顔色を窺うとか空気を読むとか、そんな
「全然別のこと」にすり替わりがちですが
この時期、そうしたすり替えにさえ注意すれば
相手がさしのべてくれる手の意味を
誤解せずに、正面から受け止めることができるのだろうと思います。
人は傷つくとしょんぼりするけれど、自分を傷つけたと思う相手には攻撃的になるんですよね。
それが、現実的にはどういう話かは分からないけど、この人に傷つけられたと思うと、牙をむくんです。
意見の相違なら話し合いになりますが、
感情をこれ見よがしに表す人は、それとは違って、そうすることで、傷ついた心を埋めて貰いたいんです。
こういう状態で話し合いは難しいですが、かといって、顔色を伺うことは、一瞬その場をしのぐことができると思うかもしれませんが、それ以上にはなりません。
相手は、顔色を窺ってほしいわけじゃないのです。
傷ついている自分をわかってほしいだけなんです。
と言っても、それに応じる必要があるかないかは別だし、感情をぶつけっところで、相手にも言い分があれば、ああ、そうですかとは言わないでしょうが。
冒頭の文章は、山羊座への占いですが、なかなかうまく表現しているなと思いました。



