マダムY.の優雅なる日常

日本のコートダジュール、横須賀日本のニース、広島の呉で、瀬戸内海に沈むオレンジ色の夕陽を眺めながら暮らすマダムY.の優雅な日常生活をあなたに送ります。 好きなもの:えび

about マダムY.の優雅なる日常 98年にサイトを立ち上げたときから、残り続け散るコンテンツです。為になるようなことは1つも書いていません。

2014/02/07

日本酒が苦手な理由



富山のだんなちゃんの伯父様が『赤みそ食べると頭が痛くなるんよ』と言っていたのを思い出しました。

私は赤みそ食べても私は頭痛は起こらんのですが、実は日本酒で良く起こるのです。

美味しい酒でも、やっぱり頭が痛くなると手が出せない。
発酵の関係なのかなぁ…なんなのかなぁ…。

私はお酒好きと思われていますが、そんなに好きなんかなぁ…とちょっと考え中。

30歳までは、たまに付き合いでファジーネーブルやカシスオレンジを呑む程度で、お金を気にしなくていいなら殆どウーロン茶かコーラ。
新入社員歓迎会の時に「俺の酒が飲めんのか」みたいにからまれたこともありますがね。
とにかく、ビールだって一口呑めば良い方で、酔っぱらうという事にも興味がないし(テンション同じって言われるし)、アルコールの味自体は好きではないと思うので、酒が好きじゃなくて、単純においしいお酒が好きなんだと思います。今でもヤケ酒はありません。

何故呑むようになったかというと、最初はカラムーチョと発泡酒を寝る前に頂くと、慢性不眠症から解放され、ぐっすり眠れて、すっきり起きれたから。
これで発泡酒での寝酒が日常化されました。

日本酒を嗜むようになったきっかけは、江田島(広島県)に半年限定で暮らすことになったこと。
当時、ひどいアレルギー性喘息で、引っ越したけど実家送りになる可能性があって、それなら記念にと、引っ越した翌日に開催されていた西条の酒祭りに出かけ、そこでたまたま呑んだ賀茂鶴がおいしかったから。
その後の半年は、お酒だけに限らず、食べ物でもイベントでも、とにかく好き嫌い考えずに、あれこれ手を出しまくっているうちに、色んな種類の日本酒を飲んで、おいしいなぁと感じられるようになったから。

だからたぶん、おいしいと思う日本酒を飲まなかったら、今でも呑んでないでしょうね。

燗酒も苦手でした。
というのか、ここ最近までおいしいと思ったことがありませんでした。
自分でつけてみて分かったんですが、燗酒はうまいです。
ただし、つけてもらった燗酒がおいしいとは限りませんが。

やってみて分かったことなんですがね、
一般的には本醸造や純米酒が燗酒に向いて、吟醸や大吟醸が向かないと言われているんですが、
そうじゃないケースもあって、吟醸や大吟醸も、注意深くつけると、香りを潰さずに味わえたり、本醸造や純米酒でも燗に向く場合、向かない場合があったり、そもそも酒自体がおいしくなかったり。

そのお酒をおいしく呑む温度というものも、お酒ごとに異なるし、冷やせばいい、温めればいいって言うもんじゃなくって、もうちょっと繊細なもので、この温度には向くけど、それより少し高いのはダメで、でもそれよりもう少しあげるとOKとか、いろいろあるんですよ。
でも、これがわからずに、何でもかんでも同じ温度で燗をつけてしまうようなことをすると、そのお酒に適した温度と外れてしまって、おいしいところを逃したり、嫌味が出てきたり。

だから、燗にしておいしいお酒を、適した温度で燗つければ、とってもおいしい。
当たり前と言えば当たり前のことなのです。

まぁ、そんなこんなで、アルコール耐性がない人は別として、日本酒が苦手な人の気持ちもわからないのでもないのです。

けれど、おいしいのに、時々頭が痛くなるお酒がある…って言うのはどうしてなのかがわからない。
この間なんて、いつも頭が痛くなる酒蔵さんの新酒を頂いたのですが、その時は珍しく平気で
「な~んだ、おいしいじゃん♪」と思って次の日、呑み残しを頂いたら、だんなちゃんは平気なのに私だけ頭痛が。

さすがに、私でも頭が痛いのを引き替えにお酒は呑めないので、手が出ません。

かと思えば、ここ数年で急に平気になった酒蔵もあるんですが、なんででしょうね。

できればおいしく呑みたいので、何とかならないものかしら…と思います。
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