マダムY.の優雅なる日常

日本のコートダジュール、横須賀日本のニース、広島の呉で、瀬戸内海に沈むオレンジ色の夕陽を眺めながら暮らすマダムY.の優雅な日常生活をあなたに送ります。 好きなもの:えび

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2014/02/21

「とりあえずビール」から「最初は日本酒」

最近、日本酒で乾杯条例を制定する街が多くなってきましたね。

私は、別に最初の一杯がビールでも、ワインでも、ウーロン茶でも構わないんですが、
日本酒が充実しているお店などでは、たくさん日本酒が呑みたいなという思いから、ビールを飛ばして、最初から日本酒に行きたいと思う時もあります。

ただ、お店の席に到着して、上着をハンガーに掛けたりぐずぐずしているとき等、つまりゆっくりメニューを見る前に店員さんがやってきて

『まずはお飲物を』

と言われてしまうと、待たせてはいけない=考える余裕がない=考えなくても済む飲み物から、
「とりあえず、ビール」と言ってしまうこともしばしば。

また、急いで決めなきゃいけないなぁ…なんて店ほど、ドリンクメニューのありかや、メニューそのものがわかりにくい。
最初にお飲物をって言うなら、席をセッティングするときに、飲み物のメニューを、見やすくわかりやすく置いて欲しい。

こんな時、目につくところに、凄いおいしそうな飲み物
「△△の地酒 ○○のしぼりたて!」とか
「XXのなんちゃら梅酒入荷!」
なんて表示されていたら、1杯目、或は2杯目以降に、気になって注文しちゃうんだろうな。

でも、それを見る間もなくオーダー決めなきゃいけなかったら、やっぱり味が想像つくだけに「とりあえず、ビール」って言ってしまうんだろうな。

もう一つの分岐点はアルコール度数というのか、呑みやすさ。

駆けつけの一杯は、ゆっくり少しずつ呑むお酒よりも、ぐびっとイケルタイプの方が良い。
今は香りもフルーティーで、微炭酸であったり、酸味があったり、呑みやすいものが増えたけど、むわっと昔ながらの日本酒をぐびっと行くのは、日本酒好きにはOKかもしれないけど、万人向けじゃない。

それに加えて、日本酒の風味は多様化しているので、銘柄だけでは、どんなお酒かもわかりにくいし、そのお酒を、どういうときに用いるといいのかも、メニューから読み取るのは、ビールやワインに比べると少し難しい。
実際には、料理と合わせるには、比較的合わせやすい飲み物だと思うんだけどね。

あとは、仕入れのしやすさや、価格、保存、そのほか諸々あるんだろうけど。
それと同時に、日本酒をおいしく呑んでもらおうとするならば、それを扱うお店にもやっぱり多少の勉強は必要なのだとは思いますが。

もし、乾杯に適した日本酒があるとしたら、それをどうアピールするかで、とりあえずビールの幾らかが、最初は日本酒に変化するのかもなぁ…という気がします。
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