広島だらりんこ酔夢譚

広島生活雑記

どこで暮らしても、観光気分が抜けず。
だんなちゃんの仕事の都合で、2009年の夏から期間限定で(のはず)2度目の広島生活が始まりました。
私が住んでいる呉や、広島県周辺のの出来事をだらだらと書来連ねています。

2011/01/14

榎酒造・華鳩貴醸酒無濾過生原酒と萬乗醸造・久平次酒望子



1月14日日は、私の誕生日でした。

ってことで、本日はお家で豪勢に食べるのです♪
メインは薩摩和牛のステーキ♪(半額でGETしたやつだけど)

でもって、酒蔵と化した冷蔵庫の野菜室からゴソゴソ。

お祝いってことで、榎酒造の貴醸酒の無濾過生原酒(500ml 2100円)を開けることに。

貴醸酒っていうのは、水の代わりにお酒を使って作ったお酒です。
日本酒には酒度というものがあって、実際にはお酒に酔って印象は異なるのですが、これが一応、辛さの目安になっています。
+が辛口で、-が甘口。だいたい+5ぐらいになると、辛口だなって感じるような味です。
普通は0~3ぐらい。

で、榎酒造の貴醸酒は?と申しますと、-44の超甘口になるんですね。
以前お話しを伺った時には、会長は-100のお酒を作ってみたいと仰っておりましたが。

しかし、この榎酒造のお酒は、甘いには甘いんですが、甘ったるさを感じさせない酸味とキレの良さがあるんですわ。
呑み心地は心地は梅酒のようなスキっとした甘さと酸味、そして、日本酒らしい味がちゃんと付いてきます。

例えると、食卓ではなく晩餐会。
私はジャージ姿ではなく、カクテルドレスで白手袋、カッティングが見事なガラス製のお猪口で乾杯しているときに、頂いているようなお酒だと思っていただければわかってもらえるかな。

アルコール度は18.4と高めだし甘口なので、食中酒っていうより、食前酒とか、食事が終わった後に少しずつゆっくり飲むのに適したお酒だと思います。

ところで、このお酒、36本限定酒なんですわ。

12月に酒蔵さんに行った時に、貴醸酒の無濾過生が出ると教えて貰ったんだけど、その日には間に合わないってことで、取っといてもらうことにしたんですわ。

そのとき『最初のお酒を取っておくからね♪』みたいな事を言って下さっていたのですが、何の事だろうと思っていたら、
36本の内の1本目を下さいました♪♪♪♪



で、食中酒は、冷蔵庫で大事に寝かせておいた愛知の久平次の酒望子(純米吟醸 播州山田錦)です。

これは、ひろこちゃん(姉)の家からの頂き物でございます。
名古屋でも予約販売のようで、私は呑んだ事がございませんでした。
(っていうか、以前は名古屋じゃ出回らなかったんですわ。)

頂き物だから言うわけじゃないですが…
美味いのです。
これぞ愛知のお酒だよっていう味です。

まず、香りが良いです。
そして、甘過ぎず辛すぎず、酸味とうまみのバランスが実に見事。
普段は吟醸よりも純米酒辺りを好んで飲むのですが、本当に優雅な味です。

香りとコクがあるけど後味がスッキリとしているので、こってりした料理でも、さっぱりとしたものでもどっちでも行けると思います。
(アルコール度は16~17)

…ってな感じで、私の新しい1年がスタートしたのでございます。

そうそう、お誕生日のメッセージ下さった皆様、ありがとうございました。
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