水龍・中野光次郎本店の蔵開き

昨日は楽しみにしていた、広島県呉市の吉浦という所にある水龍・中野光次郎 本店の蔵開きでございました。
入場料は500円かかりますが、できたてのお酒が好きなだけ呑めます。

肴は場内で売られている焼き牡蠣、おでん、お寿司、椿油で作ったポップコーンなどなど。
とりあえず、カップ酒用と思われるグラスに名前を書き、おでんを貰って席探し。
と言っても、13時からで、13時についていては広島のイベントでは遅いのです。
既にプラケースはほとんど使用中なので、おつまみを置くスペースだけ確保して立ち飲みすることに。

去年までは機械絞り、袋吊りと同じお酒の呑み比べができたのですが、酒税法で蔵での呑み比べができなくなったようで、お酒を瓶に詰めて渡してくれました。

いやいや、こんなに呑めないよ~~~
と内心思ったのは、
水龍の特徴は、とにかく透明感がある水のように澄んだ味。
と言っても、水っぽいお酒では決してありません。
今回のお酒も新酒の香りはするものの出しゃばらず、甘みもしっかり感じるけど、辛みや酸味、苦みもあり、どれかだけが主張する感じではなくいい塩梅、18度もあるとは思えない、す~と呑み心地の良いお酒なのです。
でも、だ・か・ら 危険!!(笑)
去年、ついた時間が遅く、残っていたおつまみもちらし寿司とポップコーンのみって言うのもあって、すきっ腹だったこともあったのでしょうが、その吞み口の良さに、つい呑み過ぎて、転んでジーンズの膝の部分に穴をあけ、お腹をなぜか擦り剥いていたし(持っていた酒瓶が無傷なのは奇跡)、当然二日酔いで次の日の呉の水産祭りのときお酒を一滴も呑めなかったのです。お~まいが~!
とにかく、それほど、いくらでも飲めてしまうおいしさ。

今回は、焼き牡蠣も買ったし、チーズ鱈も持参したし、ポップコーンもいっぱい食べたし、タコ焼きも食べたし、差し入れもいっぱいもらったので空きっ腹にならないように注意。
でもって、本来、日本酒を割水するとおいしくないことが多いのでやらないのですが、今回は敢えて試すことに。
すると、
酒の香りも味もしっかりしていたので、薄っぺらな感じがしたり、バランスが崩れることなく、それはおいしい低アルコール飲料に。
すっきりさわやかなのですよ。
食事との相性も悪くありませんでした。極端な味のものは向かないかもしれませんが、小過ぎなければ、それ相応に楽しめる感じです。酸味が活きてきますね。

というわけで、2人では呑み切らないだろうと思っていた瓶も空になり、コップでおかわりを頂きに。
去年がトラウマな私はコップに2杯ぐらい呑んだらやめようと思っていましたが、見事においしさに負けてしまいました。
でも、今回は二日酔いなし!
VIVA水龍!楽しかったです。
水龍 今しぼり 純米吟醸
アルコール度数18度
中野光次郎本店
公式サイトhttp://suiryu.info/



