柚衣 出雲に行ってきました?
松江は菓子処でもあります。
松江開府400年記念のキャラあっぱれくんのモデル松江藩主の松平松平治郷(不昧公)は江戸時代を代表する茶人の1人でございます。
記憶違いでなければ…
もともと、松江藩はひどい財政赤字に陥っていて、滅亡の危機に陥っていたのですが、
インフラ整備、高額作物(特産品)の栽培、庶民への倹約引きしめなどの藩政改革が功をなして、見事赤字返済。
しかし、庶民への倹約策などはその後も続けたために、藩の財政は潤うことに。
…となれば、茶人でもある不昧公。趣味にお金を使いたくなるわけです。
その結果、藩の財政は一気に悪化するんですが、同時に文化が育つわけですね。
ぼてぼて茶だの、若草や山川等の茶菓子はそうやって生まれてきたわけでございます。
松江の老舗和菓子店の彩雲堂。私の好きな若草なんかを売ってます。
そこのお菓子の試食を頂いていて、惚れたのが柚衣というお菓子。(詳細)
私の写真は色が悪いですが、実際はもっときれいなお菓子です。
柚の良い香りがして、中に上品な餡と鹿の子が入ってます。
甘いので、少しずつ食べるのがよろしいかと。
が、しかし、あんまりおいしいので実家に送ったところ、うちの父親は何も考えず、丸ごと口の中に放りこんだらしい。
お抹茶を頂くときのように少しずつ食べた方がおいしいと思うんですが、大きさが小さいので、何も知らないと、やっぱり一口で頬張っちゃうかもしれません。
とにかく、柚衣が気にいったのです。
ここまで気にいった和菓子は、長崎のめがね橋にある匠寛堂のかすてら以来かも。
松江駅の彩雲堂の売店では、小さく切ったのを試食できたと思います。
もし、機会があれば、試してみる事をお勧めします。
それとはあんまり関係ないけれど…
上の写真はブッピーを模ったパン。ドンクが作ったらしい。
調度、一畑デパートでズームインのうまいものイベントが行われていました。
興味がなかったんでスルーしてたんですが、出入り口がある階だったかな?とにかく違うフロアーで、チャーミンとこのブッピーがいたわけです。
↑ブッピー。日本海テレビのゆるキャラらしいです。
で、その横で一生懸命ブッピーパンを打っているので、なんとなく購入。
ドンクなので味も悪くないだろうし、とりあえず、ご当地ものだと思えば…って感じで衝動買いしました。結構おいしかったです。
彩雲堂 公式サイト:http://www.saiundo.co.jp/