どこぞの空の下~旅行のはなし

主に日本国内のあっちこっちに出かけた記録です。

2011/09/04

地ビールフェスタ in ひろしま



地ビールフェスタinひろしま2011に行ってきました。去年は行かなかったので、2年ぶり2回目です。

どういうイベントかっていうと、中国地区を中心とした地ビール会社+全国の地ビール、合わせて24社が集まって、ビールを呑みましょうっていうイベント。
前売り3600円(当日4000円)のチケットを購入すると、各社2種類ずつ計44種類の地ビールが飲み放題となるイベントでございます。

で、一昨年は、まともに呑んでぶっ潰れました。

思うんですがね、このイベントにしても、蔵元屋のイベントにしても、こういうイベントに参加する人だからか、みんな酒強すぎっ!!
地ビールフェスタではお猪口2杯分ぐらいのグラスが貰えるんです。今、家で測ったら、なみなみ注いで100ccなので、実際は80ccぐらいあると思うんです。
これで44杯呑んでたら、たまったもんじゃないですよ。
しかも、スタンド形式で、家やレストランでゆっくり飲むのとは違うので、やはりツワモノぞろいなのでは…と。

で、おつまみは別料金なので、好きな人しか参加しないようなお祭りなんですが…
人人人人。私の前にも、後ろにも。でもって、並んでいる人たちは全て前売り券持った人たち。
みなさん、おスキですねぇ。

で、12時開場。前回に行った時と会場が変わったからか、前回、食べ物はチケット制で1000円ひとつづりのチケットかなんかを買って、鯉城会館が用意するおつまみを買う事になってたんですが、今回はいろんなお店が入って、その場で現金で購入する形。

とりあえず、空きっ腹にアルコールは、私的には良くないので、地御前牡蠣のコンフィをゲット。
頼りない紙のお皿になみなみと注がれたオリーブ油、ビールを片手にしていなくても、どうやってこぼさずに食べろというの?って感じで手にした瞬間ブーたれていましたが、おいしかったです。



スタンド形式でも、テーブルが設置されている個所もあるんですがね、実際には圧倒的に数が足りないし、場所取りされていて利用できないも同然なんです。

が、さすがツワモノは違う。小さめの段ボール箱を適当な大きさに切ったものを、駅弁売りのおじさんよろしく首からかけた、セルフテーブルを用意して来ていらっしゃる。

その他にも、大山ハム(ここのソーセージはビールをおいしく感じさせる何かがあると思います)、島根、トルネードステーキのフードシャトル(チキンロール400円は、味もボリュームも満点です)、広島フラワーフェスティバルでもお世話になった居酒屋の和さび(おいしし、オーソドックスに見えるんだけど、さりげなく凝ったおつまみ。なのにリーズナブル。地ビール煮込みはトマトベースで♪)、山人(さんまの燻製、うまっ)…他にも食べたんだけど、地ビールの話しが進まないので、どんなお店が出ていたか気になるようでしたら本日 ビール日和。さんをご覧ください。



で、ステージでは、乾杯の後ブルワーさんのインタビューが行われたり、キャラクター名の発表、抽選会、ステージ外ではビアジャーナリストさんのセミナーみたいなものがあって、盛りだくさんな内容でございます。



笑ったのは、キャラクター名発表式。
最優秀に選ばれた人の表彰は良しとして、他の賞が、失笑で賞とか、ズレてるで賞とか、授賞理由が辛辣で面白い。
でもって、ビールが貰えて羨ましゅうございました。


会場の様子は、U-Stream(おなじみKURE TV)でご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/recorded/17057436

U-Streamで流れているみたいなアナウンスがあった時、一瞬、前を横切った人を見て、あれ?まえだっちさん?と思ったら、やっぱり、KURE TVのまえだっちさんでした。

ちなみに、海軍さん麦酒の佐々木さんがステージに立っていた時、その横の和さびにいたんですが、気が付いたら、私の周り、呉の人だらけでした。

さて、ビアフェスタなので、ビールの話。
一応、全部味を見たと思うのですが(だんなちゃんとの共同作業です)、メモを取ってなかったので若干怪しいところもあると思いますが、だいたいでお話しします。

ビアレストランなんかでのビールの紹介で、『苦味が効いたボディ』とか『コクがあるタイプ』とか『フルーティーな味』とか表現される事があったんですが、今回は、もろ、フルーツビールが多かった。

このビアフェスタでは、城端麦酒(富山)のグレートブルー(旧グランブルー)や、ブルーマスター(福岡)のかぼすハニーが有名だったけど、クランベリーラガ―、パイナップルエール、甘王ノーブルスイート、桃ヴァイツェンとか。
フルーツに拘らなければ、蜂蜜ヴァイツェンボックとかもあるし。
独歩の雄町米ラガ―とか呉吟醸ラガ―とか、米麹、日本酒系のビールも増えていて、こちらはボディーがしっかりしていても、ポッと米のあまみみたいなのが最後に香るし、今までどおりの感じにフルーティーっていうのもあるから、全体的に、甘めのビールが多かったのかな?という印象。


富山の城端麦酒のグレートブルー。ビールって感じがしませんが、おいしいです。

そんなかで印象的だったのだが、伊勢角屋のペールエール。
カスケードホップっていうのを使い、柑橘系の香りをぐぐんと引き出したみたいなんだけど、本当にフルーティー。

あと、吉備土手下麦酒の加蜜列の風。ぶっちゃけると、吉備土手下は、ロマンチックな名前と同様、若干私には味もロマンチックで、そんなに得意な味じゃなかったんですが、加蜜列の風はさわやかに頂きました。

それとは違って、コクがあったり、苦味があったり、今までどおりのおいしさを出してくるビールもあって、その辺りは、大山Gとか富士桜高原とか、自分の中では割と定番どころがずらりという感じなんだけど、今回初めて福岡のオークラブラッスリ―呑んだけど、このビールが適度の重さとまろやかなのかな、なんか品の良いバーで呑んでいる気分になるような味が印象的だった。


大山Gはビールもソーセージもおいしいです。

で、家呑みではないので、おつまみも食べてるとはいえ、早いピッチでビールを呑んでると、やっぱり重くなってくる。

こうなると強みを発揮してくるのが、適度に軽さがあるビール。
その中で、久々に呑んだ湘南ビールの、軽すぎず、関東らしいキレの良い味が、本当に心地よかった。

で、今回一番気に行ったのは、宮崎のひでじビールの太陽のラガー。
ひでじビールは2年前も一番気に入った味だって事は、多分好みなんだと思う。
何がって…何が何だろう?素直においしいって思う味でした。


やっぱりおいしい、宮崎のひでじビール。


地ビールフェスタ in ひろしま公式サイト
URL:http://www.golden-garden.tv/beerfesta/

【参加ブルワリー】
牛久ブルワリー(茨城)、ハーヴェストムーン(千葉)、サンクトガーレン(神奈川)、湘南ビール(神奈川)、藤櫻高原麦酒(山梨)、城端麦酒(富山)、盛田金しゃちビール(愛知)、伊勢角屋麦酒(三重)、道頓堀地ビール(大阪)、箕面ビール(大阪)、吉備土手下麦酒(岡山)、作州津山ビール(岡山)、独歩ビール(岡山)、真備竹林麦酒醸造所(岡山)、海軍さんの麦酒(広島)、チョンマゲビール(山口)、大山Gビール(鳥取)、松江地ビールビアへるん(島根)、梅錦ビール(愛媛)、オークラブラッスリー(福岡)、ブルーマスター(福岡)、門司港地ビール工房(福岡)、宮崎ひでじビール(宮崎)、城山ブルワリー(鹿児島)
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