龍踊り~博多&長崎ランタンフェスティバル
ランタン祭りの期間中、いくつかのイベントが行われます。
それが、何ヵ所かの会場を順番に巡るのですが、中でも気になっていたのが龍踊り(じゃおどり)。
私たちのホテルに近いメイン会場での龍踊りの時間は、夕食の予約とかちあってしまうので、匠寛堂(カステラ屋)から近い興福寺の会場で見ることにしました。
到着したころは、龍踊りまでまだ1時間以上ありました。
お客さんは疎ら。でも、座っているお客さんもいるので、もしかしたら、すでに場所取りをし始めていたのかもしれません。
そう広くない敷地のお堂の中を見学してもまだ1時間はある。
といっても、することもないし、場所取りをする人たちが徐々に現れたので、私たちも適当な場所に座ることに。
その後はどんどんお客さんが増えてゆき、いつの間にかたくさんの人が。
住職のあいさつの後、爆竹や銅鑼の音がどんどん近付いてきて、はじまりはじまり~~~
十善寺龍踊会の黒龍(くろじゃ)。
長崎女子高校の赤龍(あかじゃ)。
この、赤龍の冒頭のすこ~しずつ、すこ~しずつ、じりじりと動く様がなんとも凄かった。
十善寺龍踊会の黒龍は重さ130キロ。
長崎女子高校の赤龍は重さ100キロ。頭の部分だけで20キロあります。これが2頭。
女子高校生による龍踊りは日本でここだけ。翌日の新聞に載っていましたが、モップなどで工夫しながら、涙ぐましい努力と練習を重ねて今日に至り。見事な演舞です。
もってこ~い もってこ~い(アンコール アンコール)!
もってこ~い もってこ~い!
龍を担いでぐるぐる回る回る。
そこへ、エイサーに出演の獅子が飛び入り参加。
写真では伝わりきらないと思いますが、迫力のある演舞でした。
ところで、龍踊りは雨乞いの踊りとのこと。
不思議なことに(?)終わると同時に、雨粒がポツリ、ポツリと落ちてきました。
幸いなことに、それ以上降られることはなかったのですが、先を急いで、浜んまちを通り抜けてホテルに向かいます。
東明山 興福寺
住所: 長崎県長崎市寺町4番32号
電話: 095-822-1076