CDG(シャルルドゴール空港)

パリの空港は広い。
利用したターミナル2だけでもA~Fまでの番号が振り当てられ、ホテルや国鉄の駅まである。

フランスやイタリアはシェンゲン協定(参照)参加国で、日本からのフライトだと、パリに出ようが、ここから乗り継いでイタリアの何処かに飛ぼうが、最初に降りた国で入国手続きを受けることになる。
私たちはここで降りるのでさほど問題じゃないのだが、後日やってくる両親は、入国手続きと乗り換えを自分たちでやらなくちゃいけない。
私がいれば、大抵のことは私がやるので、本人たちにとっては『はじめてのおつかい』のような気分。
っていうか、入国審査が不安だったので、途中の国から合流しようと思ったのだが、その結果がこれだし、CDGの地図とにらめっこしても、何か良く移動の流れがわからなかったので、日本を出るまで、とっても気になっていたのでございます。

が、人の流れになんとなくついて行ったら、いきなり入国審査が。
まぁ、考えてみれば、シェンゲン協定国への乗り換えの人たちもここで受けるわけなので、多くの人がどやどやドヤとやってくるわけでございます。
審査も、朝早いからか、日本人だらけだからかスムーズ。
ロストバゲージが多いよと耳にはさんでいましたが、ピンクのスーツケースはあっという間に流れてきて、無事外へ!
ファニーフェイス(パリの恋人)風に言えば、ボンジューパーリー!ってところでしょう。
気分はオードリーなのに、私が発音すると何故か笑福亭仁鶴チックでございますが。

お手洗いにもペイントが施されております。

Taxiはあっちだそうです。
それは良いのですが…
私たちは空港を出てパリのリヨン駅に向かうのですが、始発が7時。まだ2時間以上あります。
ミラノに行く前日、空港内のシェラトンに泊るので荷物を預けに行くのですが、それにもちと早いきがするし、開いている店屋は両替屋だけ。飲み物すら飲めない。
う~~~んと思っていたら、カフェの自販機が!!
不思議だけどヨーロッパってだけでおいしそうな気がする!!!
って事で早速買おうと思ったら、コインしか使えず断念。

仕方がないので、とりあえず邪魔なスーツケースをホテルに預けに行く。
このホテル、ターミナル2のど真ん中にあり、そばには国鉄の駅があるしかなり好立地。

5時頃の2Eと2Fを結ぶ通路です。人はパラパラといます。

5時半ごろの2F付近。ベンチではねている人もいます。職員の人もいるので怖くはないけど静かです。
身軽になって店屋がありそうな2Fや2Eの出発階をうろちょろしていると、2Fのカフェが開いた。
ってことで、さっきから飲みたい気持ちいっぱいになった頭を鎮めようと注文することに。
カフェラテかな、カフェオレかな~、何にしようかな♪なんて思いながら見ていたら、『ショコラ』の文字。
おお、なんておフランスなんでしょう♪ってな具合で頂いていると、そのうち、お土産と雑貨をそろえた店も開き、あれこれ物色。
キーホルダーや絵はがき、その他ちょっとしたお土産、お土産用のお菓子、そうじゃないお菓子や食材、ビールやソフトドリンク、本、雑誌、歯ブラシのような雑貨とか、そんなこんながありました。(とはいえ、過度の期待は禁物。コンビニ程度の広さですから)
どちらも2Eの出発フロアーです。

エスプレッソとショコラ。ショコラは甘くておいしゅうございました。

雑貨からお土産までそろうお店。CDGに行くたびに利用しました。

6時半過ぎの2E税関を抜けた付近。人がどやどやしてきました。
時間になったので、バス乗り場へ。
フランスは結構寒くて、私はTシャツにたんがリーシャツを羽織ってましたが、シルクのセーターを、だんなちゃんはブルゾンを羽織りました。
オペラ行きのロワシーは頻繁に来るのですが、リヨン行きはなかなか来ない。
20分ぐらい遅れて、やっとこさきたと思ったら、定員オーバーで乗れない。
私たちに乗って良いよとバスの案内人が言っててくれたものの、『どけぇ!!俺たちが先だぁ!!!』と、私たちの前に並んでいる日本人の女の子たちを押しのけて乗ってきたテキサス帽の男がいたため、一本送らせることに。
そんなこんなで、40分ぐらい遅れてリヨン駅に向かって出発です。

エールフランスバスです。荷物は下に入ります。

早朝なのか、チケット売り場に『料金はばすではらってくれ』とあったので、乗る時に払いました。


こっちは、オペラ座と空港をう結ぶロワシーバス。

コンコルドです

バカンス中からかもしれませんが、渋滞することもなくスイスイと走ります。

道路標示にベルシーの文字が

セーヌ川が見えてきました

と思ったら、いきなりば~~~んと、パリっぽい(?)風景が飛び込んできて、ほどなくリヨン駅に到着です。



