遥かなるベルサイユ

パリ市内からベルサイユ宮殿に行く方法として、王道はRERのC-5線で終点まで行き、そこから歩くという方法のようだ。
このC-5線に出ようと、メトロでビブリオテークフランソワミッテランに向かった。
まぁ、ここまでは良かった。
いや、ここですでに良くなかった。
乗り換えたときに改札で切符が認識されずエラーが出て通れない。駅員もいない。スタッフがどこにも1人もいない。
同じような人がいるんだが、こっそりゲートをすり抜けたりしてる。
私はだんなちゃんにチケットを交換してもらい何とか入場。

開かずの改札

スタッフ一人いやがらない。
これで慌てたのが良くなかったかもしれない。
ベルサイユリブゴージュに向かう電車に乗らなくちゃいけなかったのに、反対行きのベルサイユシャンティエに乗ってしまった。
反対方向に乗っていると気付いたのはだんなちゃん。
私は気付きもしなかった。
(ちなみに、駅からの距離は少し遠くなりますが、ベルサイユシャンティエからも行けます)

2階建ての電車で、この電車は比較的にきれいな電車だった。
リヨン駅で買ったパンを食べるご機嫌な私♪
持っているのは、だんなちゃんが勝った渦巻きレーズンパン。

私が買ったミートパイ♪
で、次の駅で降りようってことになったんだが、降りた駅がちっこい駅だったので、電車が通過してゆく。

引き返す為に降りた小さな駅。
やっとこさ乗った電車から、だんなちゃんが分析しなおした結果、元の駅で降りるのではなく、そのまま乗って行こうということになったのだが、その電車は途中まで、具体的に言うと、最初に乗り換えた駅の次までしか行かず、その先は電時刻表を見たのだが、そこから先に行く電車がいつ来るかわからないような状態。少なくとも、すぐに来るような状態ではなさそう。
時間はすでに12時近い。
ってことで、結局元の駅まで戻り、別のルートで地下鉄を乗り継いでアンヴァリッドという駅まで行き、C5線に乗り換えるのだが…

またもやチケットのエラー。改札を通れやしない、
っていうか、このチケットを使っている限りは、これから解放されない。
ベルサイユの駅がどんなところで、混雑具合もわからないのだが、ここでチケットを取り変えて貰った方が良いだろうって事で、たった一つしか開いていないチケットブースに並ぶ&待たされる。

切符の交換中
切符はとり変えて貰ったけど、無事にC-5線に乗って出発した時には既に12時40分。
ってことで、C-5線に乗れさえすれば1時間なればついたような場所なのに、C-5線に乗るだけで軽く2時間半もかかってしまったではないか。
飛行機が遅れたときのことを考えて、余裕を持ったスケジュールで良かったよぉ。
そうそう、この時もおいしそうなサンドイッチ屋を見つけたんだけど、買う為に待っている間に電車が出てしまいそうだったので諦めて自販機でスナック菓子とジュースを買って乗車。
お腹いっぱいだったけど、朝、リヨン駅でパン(パイ)を買ってよかったよぉ。
さて、今度こそベルサイユ。何事もなくベルサイユ!
外国人観光客たちと電車に揺られる。
パリから郊外に向かって行く車窓が、ベルサイユに近づいている感を盛り上げてくれる。

セーヌ川が見えます。

フランスでも大人気のようで、あちこちに看板がありました。
と同時に、なんかおかしい。
目がごろごろする。飛行機の中の乾燥(濡れ布製フェイスマスクの上から濡れガーゼマスクをして寝ていたが、しっかりかわいておりました)のせいかな?疲れのせいかな?と思っておりましたが、そうじゃなく…
フランスは秋の装い。雑草がぼうぼう。そうです、秋のアレルギーが始まってしまったのでした(T_T)
そんなこんなで、ベルサイユの駅に到着。

ベルサイユリヴゴージュの駅。
混んでいるには混んでいるのですが、思ったほど壮絶な混雑とかではありませんでした。




