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Aug.2010

2010年8月7日~8月22日までだんなちゃんと両親(父73才 母69歳)と一緒にイタリアを中心に旅行した記録です。
おのぼりツアーズPART5。

主な行程

8月 6日… 広島→品川
8月 7日…成田発
8月 8日…パリ発
8月 9日…ベローナ経由ミュンヘン
8月10日…ミュンヘン発
8月11日…パリ観光
8月12日…パリ観光
8月13日…パリ→ミラノ
8月14日…ミラノ→ヴェネツィア
8月15日…ヴェネツィア観光
8月16日…ヴェネツィア→ピサ→フィレンツェ
8月17日…フィレンツェ観光
8月18日…フィレンツェ→ローマ
8月19日…ローマ観光
8月20日…ローマ観光
8月21日…ローマ発
8月22日…成田→帰宅

2010/08/09

ホフブロイハウスHofbrauhaus am Platzl



8時半になると、やっとこさ薄暗くなって参りました。ホテルからホーフブロイまでは、たぶん歩いても5分足らずで行けるんじゃないかな。
超有名ビアホールのお向かいは、ハードロックカフェなので周辺は人がうじゃうじゃ。
ビールをひっかける前に、だんなちゃんはハードロックカフェでピンズを買っておりました。




大道芸人の人もいます。

ビアホールに入る前に、入り口でお土産をササッと見たけど、そんなに心奪われるものはなく、だんなちゃんがピンズを買ったのを見て、中には要ることに。


明るいからっていても、時間は8時半過ぎてるんだから、そりゃ中はいっぱいでしょうよ。なのに舐めていました。
ビアガーデンも、どこもかしこも人がいっぱい、座っていいのかもどうしていいのかもわからず。


1階は生演奏もあります。とにかくガヤガヤしています。

そう言えば、ここはショーが見られる2階があったはずだと思い、階段の方に行ってみると、上でショーをやっていますという張り紙が。
ってことで、階段を上ってみることにしました。

1階ほどではないけど、ここもそこそこ賑わっている様子。
っていうか、ステージはあるけど、今はショータイムじゃなさそうだけど、お客さんたちが、それぞれのグループごとに勝手に歌ったり盛り上がったりしている。
流石、ドイツのビアホールと思って、写真をぱちりとしたら…



なぜか、グループのおっさんたちが気がついて、こっちを見ているような…、いや、違う、確実に私に向かって歌いだした。

ぎょぎょぎょぎょ…

だが、何を言っているのかわかんない。
『お前はバカだ♪』
と歌っているかもしれないし、
『今日はお前のおごりだ、おいしく飲もう』
という歌かもしれないが、こっちを向いて歌ってる。
ってことで…
ビアジョッキもないのに、( ゚∀゚)o彡°こんな感じで、歌に合わせて腕を振り振りしましたよ。あたしは。

しかし、ここでもホール係の人は忙しそう。
案内があるわけではないので、どこに座ったら良いのかもわからない。
ここに座っても良いか?と聞いたら、どこにでもかってに座りやがれっていう感じだし、でも、そこはダメだって言っているし…ってことで、適当に座ったものの、オーダー取りに来ない。
側にテーブル?ショーケース?みたいなのがあって大皿が並んでいて、料理があるようだから、ひょっとしてビュッフェ形式か?とも思うけど、そんな感じでもないし…と困っていると、やっとこさ、アジア系の顔をしたおっさんホール係がやってきたのだが、
『実は、キッチンが壊れた。そんな訳で、ビールしかオーダーできない事態なのだが良いか?』と聞いてきた。

そう言われても、今更移動するのも面倒なので、とりあえず一杯飲んで、お腹がすいていたら、どっかで何かを食べようという話しになりOKを出した。

それからしばらく待たされたのかな。
なかなかオーダーも取ってもらえない状態が続いたのだが、
またさっきのアジア系の顔したスタッフがやってきて、
『今、キッチンが治った。料理を頼んでも大丈夫だ』という。

ドイツのビアホールのビールは少なくても0.5Lはあるのだが、ここは1Lのようなので、料理なしではシンドイし、お願いすることに。
『英語はわかるか?』って言って、英語のメニューを見せて貰ったのだが、
料理はだいたいわかるのだが、何を注文したら良いのか迷う。
ってことで、
『あなたのお勧めは何?』と聞いてみた。
(因みにこれ以降の会話は英語でございます。)
すると、
『これだね。これがお勧めだよ』
とおっさんスタッフはソーセージの盛り合わせを進めてきた。
『それじゃぁ、これ1つ』と注文。
それでも1品だけでは何なので、他には?と聞くと、
『これだね』
とロースとされた豚肉料理を進めてきたので
『じゃぁ、これ1つ』と注文すると、
おっさんがいぶかしげな顔をして、
『だから、お勧めはこれだってば』
というではないか。
????????
『うん、わかってるよ。だからこれ1つ』
というと、おっさんは
『なんてこった、英語がわかんないのか?』
っていう。????????
その位の英語はわかるってば…と思いながら、
こんなのを3回ぐら繰り返してやっとわかったのだが、
おっさんは『This one(お勧めはこれだよ)』と言い、私は『This one(じゃぁ、それ1つ)』と言った為、
おっさんは自分が言っている 『This one』が聞き取れない(This oneの意味がわかんない)と思ったんじゃないかっていうことにやっと気付く。

『わかったわかった。ダークビール1つに、オリジナルビール1つ。それからソーセージ1皿に、豚のロースト1皿お願いね』と伝えて、無事注文成立。



で、おっさんのお勧めは2皿ともおいしかったよ。
じゃがいもが北海道の芋もちみたいな感じがしたけど、豚肉は特においしかった。
おっさんに、それを告げると満足げな顔をしていた。

そんな、英語コントみたいなことをしている間に、ショーが始まったよう。


乾杯の歌



外は明るくても、それなりの時間らしく、段々と席が空いて行く。

私に向かって歌いだした一行も帰るようで、女性陣が『チャオ』と私たちにハイタッチ。
すると、歌い始めたおっさんが、また私に向かって歌いだした。

今度はビアジョッキを持っているので、ビアジョッキごと腕を振り振り。
それを見ていた、その一団の高校生ぐらいの子かな?変な観光客を見るような感じで、写真をぱちぱちと撮っていた。願わくば『変な観光客』として、ネット上とかで公開されない事を祈っております。

最後は、数えるぐらいしかいないお客さん。できれば、超盛り上がっている時間に来たかったが、考えようによっては贅沢なひと時。


演奏者は水ではなくてビールを飲んでいます。ミュンヘンですなぁ。

私たちが見たショーが最後で、10時閉店なのか、お客が誰もいなくなった。
こんなに騒がしいビアホールでこの状態というのはかなりレアじゃないか?と思いながらも、食事が終わったことだし、私たちも出て行くことに。
最後にホール係のおっさんと記念撮影。



おっさん、良い笑顔してるでしょん♪

そんなこんなで、ホーフブロイを後にしたが、まだまだ外は賑わっておりました。
もう一軒いこうよ!っていう気分でしたが、連日の移動もヘビーだったし、流石にだんなちゃんにストップ掛けられ断念。





ビアホールのそばに人だかりができている場所があり、覗いてみると、どうもジェラットリアか何かのよう。
食べたい気もするが、並ぶ気もなく、ホテルに戻ることに。



ホテルの前には、ドアマンとチェックインをしてくれたフロントの人がいた。
折角なので、ドイツ語で挨拶しようと思い口を開いてみるのだが…
『グーテン…グーテン…』と、その先が出てこない。
それを見ているドアマンとフロントの人は、まるで子供が一生懸命何かを言うのを見守るかのように、
或いは、くしゃみが出そうででない時のような顔をして
『アー…アー…』と聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言っている。
教えて貰ったのか、本を見たのかは忘れたが、やっとこさ、『グーテンアーベントゥ (こんばんわ)』と伝えると、
『 GrussGott (グリュースゴット)』
という言葉を教えてくれた。なんていう意味?ときいたら、バイエルンで言うHelloみたいなもんだよと言っていた。
それは言いもんを教えて貰ったと、酔っ払いあやちゃんは、早速、覚えたての言葉を上機嫌でスタッフに披露しながら、自分の部屋へ戻り、ミュンヘンでの楽しい1日を終えたのでありました。











ホーフブロイハウス
住所:Platzl 9 80331 Munchen
電話番号:+49 (0) 89 / 29 01 36-1 00
営業時間:09.00 - 23.30 Uhr
URL:http://www.hofbraeuhaus.de/
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