キムチ博物館(16)

韓国と言えばキムチ。
そのキムチの博物館が、COEX内にあるんですわ。
ってことで、両親を無理やりひきつれてキムチ博物館を見学。

地下2階にあります。
少しわかりにくい場所にあるかもしれません。

入口。大人3000?です。両親は65歳以上なので本来は無料のようです。日本語のパンフレットを貰って、後は勝手に見てねんって感じです。

展示はキムチの歴史から始まります。こんな風に発展してきましたよ~というのが、パネルや展示物で紹介されています。
右上の写真:古代キムチ(AD918年前)
古代キムチの発達過程の究明は難しいそう。
当時は酒かす等にナス、かぶ、にら、タケノコ、ひょうたん、ぜんまいなどをつけたものらしい
左下の写真:高麗時代のキムチ(918年~1392)
この頃になると大根、蕨、タロイモ、からし菜、冬瓜、ニンニク、ねぎ、しょうがなど野菜の種類が多様化する。
汁の多い水キムチ等も出てきて、単純な漬物以外に、ニンニクしょうが蜜柑の皮などを使った薬味キムチが出てくるらしい。
右下の写真:朝鮮時代のキムチ(1392年~)
韓国の記録にトウガラシが登場するのは1613年、キムチが記録に登場するのはその100年ほど後の1766年のよう。
キムチと聞きゃ、唐辛子のイメージがあるけれど、わりと最近?なのね。
味が良くなったり、腐りにくくなったり、キムチ界にとって、唐辛子の登場はセンセーショナルなことだったようですわ。
こんなにいっぱい種類があるんやで~と模型の展示。80種類程あるそうです。
(クリックで少し大きめの画像が見られます)
中身はこんな感じなんやで~と、戸棚を開けると
普通のショウガが出てきました。
こんな感じで白菜キムチの材料の生姜やニンニクが展示されております。
キムチを漬ける姿の模型。
(クリックで少し大きめの画像が見られます)
キムチ試食ルーム。
本当に食べて良いのです。
ってことで…
左側のお皿
左上白菜キムチ右上白キムチ
左下ミニ大根キムチ右下マツキムチ
右側のお皿
左上白菜キムチ 右上カクテキ
左下突山芥子菜のキムチ 右下えの油で炒めたキムチ
白菜キムチおいしかったぁ。
乳酸菌か何か、顕微鏡の様子を写しております。
そして写真撮影コーナー。
オモニがキムチをあ~んとしてくれてるので、
遠慮なくあ~~~んと食べさせてもらいました。
最後にパネルでキムチを使ったお料理を紹介。
こんな感じでビジュアルで、体験で、あの手この手でキムチを紹介してくれる、なかなか楽しい博物館でございました。
キムチ博物館
住所:ソウル市 江南区三成洞159 COEX MALL地下2階
電話番号:02-6002-6456
休日:月曜日、1月1日、旧正月・秋夕の連休、クリスマス
営業時間:10:00~18:00(17:30まで入場可)
料金:一般3000?、小・中・高校生2000?、満4歳以上小学生未満1,000?
公式サイト:http://www.kimchimuseum.co.kr
(COEXモール内地図を表示)



