おさらの上(お料理)

なぜか料理本を見ながら作ると、全然違うものができてしまうという才能の持ち主です。
どこかで食べた物の記憶や頭に浮かんだ物を作っているので、分量・作り方は超アバウトですが、簡単に作れるものばかりです。
実験?一期一会?的料理レシピのおぼえがき。
2011/11/13

肉骨茶+麺



マレーシアやシンガポールで食べられている肉骨茶(バクティ)という食べ物があります。
どう言ったものかというと、豚の骨付き肉とか、内臓とかを漢方や中国醤油と煮込んだ食べ物。
漢方は言いかえりゃ、ハーブやスパイスってことなんだけど、それでも、キノコや厚揚げと一緒に土鍋で烏龍茶色に煮込まれている写真を見ると、おいしいのかなぁ…?って気がしていたのです。


ところが、去年の年末、シンガポールのフードコートで食べてみたら、これがうまいのなんの!
ちなみにこの時食べた肉骨茶は透明に近い白色系スープで、中国醤油は別添え。
ほんのりスパイシー(こしょう風味)で、あっさりとしたスープ。お肉は別添えの中国醤油につけて食べるというもの。



お店のお兄ちゃんが大きなやかんを持って歩いているなと思ったら、スープが減ったお客さんに注いでくれるサービス付き♪もうすっかり虜になりました。


その肉骨茶の材料は漢方薬屋で売っているんですが、最近はだしパックのようなものに入っていて、スーパーに売られているので、それをお持ち帰り。

国産のスペアリブが安く手に入ると買い置きし、ある程度まとまったら、お水と骨肉茶のだしパックで35分ほど煮込むだけで、お手軽に食べられるのであります。

で、このだしパックは煮込んだら取りだすのですが、ちんたらちんたら入れたまま、お肉が残っている間は、お湯を注ぎながら煮込み続けておりました。その味、

う~ん、このままラーメンにしたいって感じの味。

あっさり味のラーメンスープにマレーシア産の胡椒を効かせたような、良いスープなんです。

ってことで、その辺にあった乾麺タイプの沖縄そばの麺だけを使って肉骨茶麺を作ってみました。
想像ドンピシャっとはまっておいしかったです。

問題は、これを料理といってよいのかどうか?

まぁ、でも、私が作る料理は99%インチキくさい思い付きでできていて、これをNGとすると、料理すらしないダメ主婦が出来上がるので、大目に見てあげて下さいませ。


ちなみに、私が買ってきた肉骨茶湯料のもとは、シンガポール風味となっております。
他の会社の物も買いましたが、どちらも同じようなものでした。

本当なら、1キロのスペアリブとニンニク12片を1.5Lのお水と肉骨茶だしパックと数滴の黒醤油でで煮込むらしいですが、今回は単純に、だしパック+スペアリブ+水で煮込んでいます。

普段はニンニクは数片入れるけれど、黒醤油は食べる時に気分で加えるかどうかで、大抵の場合は、加えずに、シンガポールチキンライスを食べる要領で、スペアリブに黒醤油をつけて食べています。日本人に合う味だと思います。
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