おさらの上(お料理)

なぜか料理本を見ながら作ると、全然違うものができてしまうという才能の持ち主です。
どこかで食べた物の記憶や頭に浮かんだ物を作っているので、分量・作り方は超アバウトですが、簡単に作れるものばかりです。
実験?一期一会?的料理レシピのおぼえがき。
2012/02/14

牡蠣のチャウダー



冷静な人ならわかると思いますが…

夫婦2人、毎週、毎週、牡蠣をたくさん買ってどうするんじゃい!っていう話しです。

因みに音戸のかき祭りでむき身1キロ。
近所のスーパーでむき身400g
田原のかき祭りでむき身1キロ、殻つき15個購入しているのです。


最初の牡蠣は、半分がオイル漬けになっています。
残りはトマトパスタとベーコンと炒めて終了しました。(詳細はここ


で、今回はその続き。スーパーで半額で買った牡蠣のむき身400gの話。


カナダのトロントにRodneys Oyster Houseという牡蠣のお店があります。ここのチャウダーとか、パリにあるLeon de Bruxellesというムール貝を食べさせるベルギー系のお店があるのだけど、蒸した貝の入った鍋にあるクリーミーなスープとか、ときどき、そんな味が食べたくなる。


ってことで、その味を思い出しながら、金曜日の夜は牡蠣のチャウダーを作ってみました。

【牡蠣の下処理】
牡蠣は塩と水で潰さないように洗って~調理します。


①牡蠣はお酒(私は近くにあったという理由で日本酒)で蒸しました。


②じゃがいも、人参はレンジで熱を通しておくと楽ちんです。1センチぐらいの角切り。


③玉ねぎは荒みじん切り。要するに適当。
厚切りベーコンも、他の野菜と大きさを合わせて切ります。


④玉ねぎとベーコンをオリーブオイルで炒めます。
しんなりしてきたところでバター。


⑤で、全体がしっとりしているところに小麦粉を投入。
この時に小麦粉が油に馴染んでしまう感じが良いです。(小麦粉が溶けずに白いままだと、その後だまになるので、必ず油となじんだしっとり状態にして下さい)


⑥そこへすかさず水(湯でも良い)をとにかく入れて、小麦粉をのばすと、ルーができ上がります。
そのまま水分を足して、コンソメを溶かし、牡蠣を蒸した時の汁を加えてしばらく煮込んで下さい。
ジャガイモやニンジンも火の通り具合を加減しながら投入して下さい。(これは別に後からでも良いです)


⑦仕上げに酒蒸しした牡蠣を入れて、塩コショウ、豆乳(牛乳でも良い)を入れます。
豆乳は沸騰させると舌触りが悪くなるので、沸騰させないように。


バターや豆乳(牛乳)に対して小麦粉が多いと、コクやクリーミーさが足りなくなるので、その場合はバターを足して下さい。


逆に好みのスープの硬さに対してゆるゆるの時やルーが足りないときに、既にでき上がっている(水分を加えた状態)ルーに小麦粉だけ投入するとダマダマの原因になりやすいので、過熱で水分を飛ばすか、改めて必要な分だけルーを作る事をお勧めします。


で、パリッと焼いたパンを添えて白ワイン。


残った牡蠣は、春菊と炒める。
本当はベーコンがあった方が良いんだけど、使っちゃった。でも、春菊と牡蠣で十分おいしいと思う。

本来なら、オリーブオイルに少しガーリック、最初にベーコンを入れて、その後牡蠣。
牡蠣に熱が通ったら、刻んだ春菊を入れてさっと炒めて、塩コショウと醤油をひと振りして味を整えて出来上がり。


同じ要領で炒めるときに、唐辛子を加えて塩を少し多めにしてパスタに和えてだんなちゃんのお弁当。


これで400gあっと言う間に消費。


で、次の日、呉の水産祭りでしょ?その次の日は田原のかき祭り。


こんな牡蠣三昧ができるのも、牡蠣の産地ならでは。
ついでに、日本酒のシーズンでもあるんだよね。
ってことで、呉の2月は本当に楽しゅうございます。
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