チリクラブ

シンガポール名物にチリクラブっていうのがあります。
言い換えると蟹チリなんだけど、どうせエビチリと大差ないだろうと
両親とシンガポールに行ったときに食べるまで思ってたんだけど、
エビチリより食べ応えがあるもんなのね。
気に入ったので、味を思い出しながら、日本で作ってみました。
材料は蟹とエビチリ用のソース、唐辛子、ショウガ、にんにく、卵があればできます。
我が家は冷凍のズワイガニがあるのでそれを利用してるけど、どちらかというと肉厚な味の濃い蟹の方が向きます。
エビチリ用のソースは 市販の物でも良いんだけど、たぶん、それだけでは足りないので、自分で作って足しています。
チリソースはトマトケチャップに砂糖・酢・醤油、鶏がらスープ(中華だしやウエイパーでもいい)を、自分の好みの味になるように弱火にかけながら混ぜても出来ます。
唐辛子は好みで調節、ショウガ・にんにくはみじん切りか摩り下ろしてください。
作り方は簡単。
蟹を唐辛子、ショウガ、にんにくで炒めてチリソースを絡め、とろみをつけた後に溶き卵を流しいれればできます。
冷凍の蟹を使っているときは、まわりの氷を水ではがして、蒸し器で蒸して暖めます。
そのとき器に溜まった汁は取って置くと良いです。
蒸しあがった蟹は食べやすい用に殻を割ったり、小さくしてください。
中華鍋に油・唐辛子・ショウガ・にんにくを入れて熱し、蟹をぶち込んで炒めます。
このとき、こほっつ、こほっつとむせ返るぐらいの唐辛子だったら、間違いなくおいしいです。
なので、韓国産のように辛みが少ない唐辛子ではなく、できれば国産のように辛みがある唐辛子を使ってください。
そこへチリソースを投入、蟹と絡めます。
蟹を蒸したときに出てきた汁もここで入れて下さい。
※チリソースのとろみが足りない場合は水溶き片栗粉を入れると良いで
す。
最後に溶き卵をまわし入れて完成。
好みでねぎやパクチーなどを入れると良いと思います。
写真は蟹の足(片方ひと組x3)で卵2つ入れてますが、通常は一つ。
で、もう少しさらっとして、ピリッとした仕上がり。
できればもう少しソースがたっぷりあると良いです。
卵の数はお好みで。卵が多いとよりマイルドになります。
お子さんや辛いものが苦手な方は2つ、そうでない場合は1つがいいと思います。
残ったソースは華饅頭につけて食べるようですが、うちの母親が食パンを2枚重ねて半分しか焼けていないトーストを作り、それにつけて食べても結構いけました。
ナシゴレンに添えられる大きなエビせんべいと一緒に食べてもビールが進みます。
このチリソースとライムの相性はとってもいいので、私はライムの皮をカニチリソースに絡めてつまみにします。
フィンガーボールで手を洗いながら手づかみでワシワシと食べ、ビールをグビグビっとすると、かな~~~り幸せな気分になれますよん♪
(2007年の過去ログからの再掲載です。)



