Uma-Para おいしいもの

おいしいものナビ搭載のあやぞう。しかし、記憶システムには問題あり。ってなわけで、ここに食べたものをメモしておきます。

2011/04/30

叢雲(むらくも) ~出雲に行ってきました?



夕方6時。今回目当てのすずきの奉書焼きは食べられそうにないけど、もしかしたら名物料理にありつけるかもという勝手な期待を抱いてのれんをくぐってみました。

カウンターと座敷のこじんまりとした店で、座敷では、定食を食べる人たちと地元の人らしき人が鍋を囲んで宴会をしているようでした。

カウンターに座る私の横には男性が1人。他にお客さんいたかなぁ…。



メニューは黒板に文字が書いてあるだけで、正直、何を頼んだらいいのかわからない。
お刺身3点盛りとか書いておいてくれると、わかりやすくて良いんだけど…。
おかみさんが『刺身やお魚を定食にもできますよ』と言ってくれるんですが、呑む気満々だし…ってことで、お店の人にお勧めを聞くと『みそおでん』とのことなので、とりあえず注文する。



『お味噌、別にしておきましょうね?』
名古屋出身なので味噌おでんは別に珍しくはないんだけど、苦手な人もいるだろうから気を遣ってくれたんかな?でも、その心づかいが結果的に味に違いを生んだりするんですわ♪

このお味噌、名古屋の八丁味噌ベースとは違い、白くて少しピリッとするお味噌でとてもおいしい。すじ肉はおでんじたいが正直今一つだったけど、その他のおでんはおいしいし、お味噌とよく合うんですわ。

まぁ、それはそれとして、他にも何か食べたいし、隣の男性にお勧めを聞いてみることに。
おでんをつつきながら話を聞いてみると、同じホテルの宿泊者とのこと。その後女性の2人組がお店に入ってきたけど『あの人たちも、同じホテルの人ですよ』とのことなので、どうも松江シティホテルに泊ったお客さんは高確率でここに流れてくるとみた。

この男性のお勧めはお刺身。おいしかったですよと言っている。おでんも食べたようす。でも、お味噌は別添えになっていなくって出汁に解けた状態。関西の方らしいので子の方が良いのかなとも思ったけど、私たちの別添えみそをちょいとかけてみて下さい、おいしいですよとおせっかいして勧める。
そうこうしているうちに次のお料理がやってきた。



ずり。これもおいしかった。



白身魚のてんぷら。
これが心憎い一品で、同じお魚なのに、半分はそのままで、半分は紫蘇が巻いてある。

この店の料理、そういう細かいところにさりげなく手が施されていて良い感じだったりする。



地酒の李白

定食を食べるようなお客さんは、食事が終わればすぐに帰る。楽しいんだか、楽しくないのだか、ご飯をささっと済ませて帰って行った。



このごぼうは凄かった。ゴボウ巻きでもなく平天でもなく、大きめのささがきゴボウつみれみたいな感じ。

おでんの追加注文をしたころに、隣の男性も帰り、また、同じホテルに止まっているのかな?と思われる、私たちより少し上の世代のカップルが隣に座る。

そのカップルがカワハギを注文した。
お刺身にしますか?煮つけにしますか?と聞かれていたのだが、『半々にもできますよ』といったのを聞き逃さなかった。

じゃぁ、私たちも半々で…と注文。
おいしいけれど、名物料理ではないから、どこかでだんなちゃんに食べさせてあげたいという気持ちもあったので、お店を移るつもりでいたのであります。





半身と言うので少ないのかな?と思ったけど何が何が。これで1000円です。

カワハギを刺身で食べるには新鮮じゃなければならんのですが、まず、それが手に入った上で高いのでございます。

けど、肝心の肝がない。なくても安いから良いけど、でも、肝があるかないかは大きな違い。

そう思いながらしじみ汁を頂く。



しじみ汁。思ったよりは若干薄かったような…。

そうこうしている間にまた両隣りには別のお客さんが。
どちらも常連さんのよう。テレビに映っただのなんだのと言う話しをしている。

お会計を済ませながら、だんなちゃんがお手洗いから戻ってくるのを待っていると、常連さんが何かを頼んでいる。

どうもあれは!!!!

と思って、常連さんに確認。やっぱりカワハギの肝の煮付け。

『大将、私もそれを食べたい』
とお願いして出してもらうことに。



超うまい。やはりカワハギは肝を食べなくちゃだわ。

両隣の常連さんは、片方は地元の人で、片方は出張組らしいけど、いつもこの店に来るとのこと。確かにおいしいわ。

で、まぁ、それなりに呑んで食べたからとお会計してもらったけど…すんません、金額忘れたけど、2人で6000円は行っていないはず。最初のお会計が4000円台で、それから追加しても5000円ちょっとぐらいじゃなかったかなぁ…。とりあえず満足。

でも、やっぱり地元に来た~~~~!っぽいものも食べたいということで、街ぶら中に目星を付けた居酒屋(なわのれん)に行ってみる。



こっちは山陰名物がわかりやすくリストアップされている。



つきだし



白魚のお刺身



あぶりわかめ



海老(おいしかった)



だんなちゃんの白魚ぞうすい



あごのときくずし

飛魚そぼろ入りの山芋かけご飯とのことだったけど、味もしまるところがないし、食べたときの印象がも帆もほっとした感じで、呑んだ後には不向き。

全体の印象は山陰の物が食べられる居酒屋。
味は普通。ただ、叢雲の後だと割高感が強い。

言いかえると、何を注文したら良いのかさえうまくわかれば、叢雲は良い店だと思う。

叢雲(むらくも)

住所:島根県 松江市末次本町64-8
電話番号:0852-27-6796

営業時間:月曜日 17:00~23:00[火~土
木~土曜日11:30~13:30 17:00~23:00
定休日:日曜日

休業日:日曜日(ただしGW中だからか翌日もやっていました)
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