Uma-Para おいしいもの

おいしいものナビ搭載のあやぞう。しかし、記憶システムには問題あり。ってなわけで、ここに食べたものをメモしておきます。

2012/05/21

くれ せとうち  花月




甘いとか、辛いとか、酸味があるとか、適度な塩けとか、ごぼうのうま味がなんちゃらとか…
良く知りもしない素人の私が、そんな風に言いたい事を言うのは簡単な話しなのですが…


これ、どう言ったら良いのかな?と思う事がある。
味を舌先で感じてるんじゃなくて、もっと奥の方。
ほっぺや顎の下の方であったり、喉との境であったり、感覚としては、そんな感じ。
でも、本当に何処で感じているのかはわからない。
けど、脳にはそれが鮮明に伝わる感じ。
言わんとする事、わかりますかね?


私はこういった形の、なんて言ったらいいんだろう…ちゃんとした日本料理を食べることは殆どなくて、
でも、そうと感じたものを初めて食べたときは、因数分解を見るようで、加えて加えて前に出して、『さぁ!どうだ”』と答えをバンと見せるお料理ではなく、その答えを出す為に、どんどん積み重ねながら隠してゆく奥ゆかしい世界なんだなぁ…と勝手に感じたものだけど、
(ここまで、勝手に素人がそんな風に思っていると読み取って下さい)
花月のお料理を頂いていると、それを言葉で表現しようなんておこがましい考えは捨てて、ただうっとりするのが、正しいような気がするのです。


で、先日、だんなちゃんに花月に連れて行ってもらいました。
以下はその時頂いたお料理。
今回も、殆ど解説はありません。





前菜





生ちり




稚鮎





貝類の緑酢かけ





蕗の鯛白子和え





天ぷら





しめ鯖





兜蒸し



蚕豆のカラスミよごし





デザート 苺アイスと季節のデザートで、キウイソースがかかったなんか(だんなちゃんが食べたのでわかんないけど、おいしいと言っていたやつ)


前菜からデザートまで、どのお料理も、それがたとえ少量でも、その素材の持ち味をしっかり感じられるお料理です。


その中で、貝類の緑酢かけと蕗の鯛白子和えは、料理名と写真から受けるイメージとは、少し異なるかな?と思いました。


貝の緑酢かけは、日本の初夏と言う味があるとしたらそんな感じで、酢という印象はあまりありません。
蕗の鯛白子和えもまた、どんな感じかな?と思っていましたが、後から蕗の風味が立つ、癖になりつつも、テンポよく頂ける、絶妙な味だと思います。


花月は地酒もたくさんあります。
これからの時期は白鴻、宝剣の冷酒辺りが良さそうですね。
雨後の月もあったので、多分、この辺りも合いそうな気がします。
(花月オリジナル雨後の月おり酒を頂いたので、通常のお酒を合わせていないのです
因みに、このおり酒、甘ったるさがなくて、すっとひく、雨後の月らしい良さのあるお酒だとおもいます)


もしかしたら、要らん事書いて花月の料理をぶち壊しているかもしれませんが、でも、本当においしかったです。
御馳走様でした。


せとうち くれ 花月


住所:広島県呉市本通2丁目1?5
電話番号:0823-23-1960
営業時間:昼:AM11:30~PM1:30入店 夜:PM5:00~PM9:30入店
休業日:月曜日
公式サイト:http://www.kure-kagetsu.com/
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