お酒の話

呑んでいる最中に記憶が飛びますが、呑んだお酒の可能な限りの覚書きです。

日本酒をメインに、ビール、ワイン、泡盛を呑むことが多いです。

2012/02/17

雨後の月 大吟醸 金賞受賞酒 (相原酒造)



2月14日はだんなちゃんの誕生日でした。でも当直だったので、お祝いしたの昨日の夜。
ってことで、雨後の月の大吟醸 金賞受賞酒を頂くことに。


雨後の月と言うのは、全国的にもとても人気のある呉の仁方というところのお酒です。
日本酒の好きな人もですが、日本酒がどちらかというと苦手な人にもファンが多いです。


私の中での雨後の月のイメージは味を重ねて行くような感じ。


酒の事は良くわからないなりに自分の印象を述べさせてもらうと、香りが良いんです。でもムンと来るほどじゃない。その手前で抑えている。
呑み口も同様で、甘いとか辛いとか強く印象に残る味ではないんだけど、甘み、酸味等をほんのりと感じたところに辛さがきて、すっと立ち切る。
これが、お酒を呑み進めて行くうちに、或いは料理と重なった時に、いい塩梅になるって感じ。

日本酒が苦手な人にも人気があるというのはたぶん、ムンとしていない上品さが受けてるのかな?と思うし、けれど、しっかりとしたお酒で、呑み重ねて行く楽しさがあるので、お酒が好きな人にも好まれるんかなぁ…と推測。


とにかく、勢いで呑むようなお酒ではないし、ましてや良いお酒なので、雨後の月の為に体調を整えましたがな。気合い入っていますよ。


って事で、金賞受賞酒。


いつもに増して呑む前からよい香りがします。
口に含むとなお良い。すっとした呑み口で、控えめな甘さに酸味、辛みのバランスがとてもいい。


でも、今まで呑んでいたのとの違いはボディーの厚みかな。
先に書いたように、雨後の月の他のお酒もそんなに強いインパクトで押してくるような印象はないんです。
でも、ボディーはしっかりしていて、物足りなさを感じることはない…っていうか、呑み重ねたときの事が計算されているようなイメージ。


けど、今回の大吟醸はなんていうんだろ、更に厚みを感じるお酒。


この日はお造りにヒラメを用意したんです。
(マグロの赤身も衝動買いしました)
けど、田原の牡蠣を食べちゃわなくちゃいけないので、お肉を焼くのを辞めて、料理を作る時になって、牡蠣の天ぷらのもみじおろし添えと牡蠣の味噌焼きに急遽変更。
正直、濃い味が来るから、ひょっとしたら雨後の月の味を壊しちゃうんじゃないか?と心配したんだけど、全然、へいちゃら。
そんなのびくともしないしっかりとしたお酒。雨後の月を例えるなら本来いい女なんでしょうが、この状態を例えるとしたら、優男、金と力はなかりけりと言いますが、金も力もあるような男の敵!みたいなお酒です。


でも、こうなると、いや、こうなったからこそ、呑んでみたいのが電光石火。
以前、相原社長が『本当はもっと強烈な味なんだよ』と電光石火を注ぎながら仰ってたんですが、どうしても想像つかないのです。


雨後の月 大吟醸 
平成二十三年 全国新酒鑑評会金賞受賞酒

アルコール度数16~17度
原材料:米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
酒度+3 酸度1.3
使用米 山田錦100%
精米歩合40%
使用酵母 協会9号+協会1801号

相原酒造株式会社
住所:広島県呉市仁方本町1-25-15
電話:0823-79-5008
公式サイト:http://www.urban.ne.jp/home/aihara/


このお酒は呉蔵元屋を通じて購入しました。
公式サイトhttp://www5.hp-ez.com/hp/kurekuramotoya/page1
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