お酒の話

呑んでいる最中に記憶が飛びますが、呑んだお酒の可能な限りの覚書きです。

日本酒をメインに、ビール、ワイン、泡盛を呑むことが多いです。

2013/12/20

雨後の月のBlackMoonで燗をつけてみました



雨後の月ブラックムーンの2日目。

1日目の記事はこちら


我が家では通常4合瓶を購入して1日で呑みきりなのですが、日本酒を連続で呑むことはあまり多くはありません。

空けた次の日でもあらら…というお酒もありますが、このお酒についてはそんな心配は要らずおいしいのですが(本当においしいですよ)、冷えと乾燥に弱い私の体はついてゆかず。っていうことで、御法度かもしれませんが、途中から、葱を焼きながら燗をつけちゃいました(≧▽≦)


しかも、ぬる燗好きなのに誤ってうっかり熱燗に。しかし、これがうまい!


温度にして40度半ばから50度前半まであたりのぐらいでしょうか?(すみません、細かいことはわかりません)
冷酒と飲むときほどのエッジの効いた細やかさはなくなりますが、甘口でも香りよく、かといってべたともせず、アルコールに弱い人や燗酒が苦手な人でも呑みやすく感じる味だと思います。
この辺りより低いと、20代30代をエスカレータに乗るかのようにすんなり過ごした女の人にはわからんようなジレンマみたいな、複雑で重い味がチョットします。逆にこれより高いと、お酒の個性が殺されちゃう気がするし、私が苦手な風味が立ち始めます。

こんなたわやかなお酒は、つまみを選びません。
ちなみに今日の夕飯は、鱧や菜の花の天ぷらや、手羽先と野菜の炊き合わせでしたが、滋味あふれる焼きネギから胡椒味のミレーフライまで、媚びもせず、押し付けもせず、香り立つお酒がそこにありました(^▽^)

お酒には飲むのに適した温度っていうのがあります、
例えば、香りを重視したお酒の場合、温めることで香りが飛んでしまうとかあるんですが、
同じお酒でも少しずつ温度を変えてみると、出てくる顔が違うんですね。
大吟醸でも、ほんの少しだけ温めた方が香りが生きてくるものもあれば、そうでないものもあるし、
酸が立ったり、うまみが乗ったり、冷たければいいってもんでも、熱ければいいっていうもんでもない時もあるし、逆にこれでもかって冷えてうまいものもあれば、熱々がうものもある。
これは、頭で考えるんじゃなくて、試してみて初めて分かるような気が私はするんです。

でもって、おいしいお酒は、やっぱりおいしい。

もし、私がもっと早くBlackMoonで燗をつけてみていたら、燗酒苦手なんて思わなかったでしょうね。


雨後の月 純米吟醸 Black Moon

米 雄町100%
アルコール度数15~16度
精米歩合 50%
日本酒度;2
酸度1.4

相原酒造株式会社
公式サイトhttp://www.ugonotsuki.com/
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