お酒の話

呑んでいる最中に記憶が飛びますが、呑んだお酒の可能な限りの覚書きです。

日本酒をメインに、ビール、ワイン、泡盛を呑むことが多いです。

2014/05/17

千福 日本福の会 備後大会に出席しました



三宅本店の千福愛飲家による会『福の会』というものが、全国6か所にあるのですが、その会員が一堂に集まる『日本福の会 備後大会』に参加して参りました。
日本福の会が行われるのは2年に一度、各会持ち回りで、今回は5月17日、会場は広島県の福山ニューキャッスルホテルでの開催。福山では丁度ばら祭りが行われておりました。

私が前回から参加させていただいている呉福の会の時は、受付を済ませたら、各自空いている席に着席、その後宴会という流れなのですが、日本福の会は、時間まで控室などに待機、各会ごとに入場。



私たちは最後から2番目に入場なので、他の会の入場はみることができませんでしたが、各地方に合ったテーマソングが流れ、おそろいの法被で登場する会もあり。特に、博多福の会は、法被ににわか面姿、しゃもじを叩きながらの入場行進と凝ったものでした。


その後は、挨拶、鏡開き、能鑑賞、宴という流れです。





乾杯は樽酒、その後各テーブルにあったお酒を自由にいただくという感じ。この日用意されていたのは、大吟醸ふくやまの薔薇(大吟醸蔵生地)、夏にごり、上撰生酒、上撰吟松(燗酒)、ウキウキレモン酒、レイズシャワー。



お料理はねぶと(イシモチ)のから揚げを含む前菜7種、お造り、福山徳さんのアスパラを使った炊き合わせ、陶板、瀬戸内の新鮮なシャコ、エビ蛸酢の物、鯛ごはんや香の物、みそ汁、デザートなど。
この会場は料理も少しずつ凝っていて、とってもおいしかったですね。



人気があったのは大吟醸ふくやまの薔薇。大吟醸蔵生地と同じお酒です。
千福の良さって、日本酒らしさがあるところだと思いますが、勝手な感想を申し上げますと、3年ぐらい前からお酒が変わってきた感じがあり、特に今年は好み。
ふくやまの薔薇は、自然な香りに、さっぱりとした甘みに、苦味がもたらすコクが加わり、適度なふくよかさ。すっきりとした呑み心地です。



夏にごりも、今シーズン初めていただきましたが、こちらもふくやまの薔薇と同じように、香りが出すぎることなく、すっきりとした甘さで、食中酒としても心地よく、ねぶとのから揚げとの相性も良かったですね。
私は、この塩梅が気に入っておりますが、これから熟成が進んだら、そのころには、呉名物トビキリラムネで割ると良いかもしれませんね。

ウキウキレモンは、大長檸檬と千福の純米酒で作ったリキュール酒。私がお土産にする定番の一つなのですが、レモンの酸味とほろ苦さがあって、甘ったるくなくすっきりとしたお酒です。

今回はお土産もついておりました。バラの形の石鹸や小物と大吟醸ふくやまの薔薇。晩酌が楽しみです。



呑んだらニコニコしましょうというのが、福の会の定めの一つにありますが、地元よっさこいチームの演舞も加わり、おいしいお酒とおいしい肴、楽しい会話で、始終にぎやかで陽気な会でした。

次回、日本福の会は東京で行われるようです
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