連休なのでお出かけしとうございました。1日目の21日はだんなちゃんのリクエストで、隣町にあるホームセンターへ。2日目は雨だったのでどこにも出かけず、そごうで期間限定で安くなっていた花本の牛肉大判焼き弁当を喰らい(大きな薄めのお肉が1枚で〜んとのっているだけですが、たれや下に敷いてある紫蘇と良い感じで、おいしいお弁当でございます)、3日目は、電車に乗って竹原まで行って参りました。
竹原っていうのは安芸の小京都ところで、古い街並みもあるようですが、酒蔵が3軒ほどあるんでございます。
その竹原は呉から1時間。海や島を眺めながらの道中でございます。
小京都と言われる所以の場所は、駅からおよそ10分〜15分歩いたところにあります。広島は古い建物が案外残っている地域なのですが、ここもそんな感じで、範囲的には狭いですが昔ながらの建物が残っていて、人が住んでいたり、お店になっていたり、資料館になっていたりします。金回りが良かったんでしょうなぁ。
で、1件目の酒蔵はこの地域にある『小笹屋』・竹鶴酒造でございます。

あれ?竹鶴ってどっかで聞いたことがるなぁ…という呑み助さんがいらっしゃるかと思いますが、小笹屋が作っている日本酒『竹鶴』意外にも、ニッカウヰスキーに『竹鶴』というのがございまして、ここは日本のウイスキーの父、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の生家なんでございます。
ここは建物の一部を開放しておりまして、ロフトを上がると昔ながらのお酒に関する品々が展示されているんですが、年代物のコシキ(当時はかなりハイカラで画期的な代物と思われる)や版木、見ていて楽しゅうございました。
で、当然酒蔵と言えば…

一階は展示スペースになっていて、真ん中に大きなテーブルが。おちょこが置いてあるので自由に試飲することができます。
が、この時、ちょうどお昼近くで、休憩時間に入るとのこと。
何やら「…風呂の絵でも描いてやるよ…っていう話になって、これから空港まで迎えに行くんですよ」と仰ってたんですが、こっちも試飲とは言え空きっ腹よりは、蕎麦でも入れてからの方が良いだろうし、落ち着くだろうって事で、いったん外に出て出直すことに。
街並みを楽しみながら向かったのは、私お気に入りの藤井酒造が開いている酒蔵交流館。ここも酒蔵の一部をお土産屋と飲食店にしておりまして、お昼はここで蕎麦を食べることに決めておりました。
が、お店は混んでいるようで、しばしお待ちを…とのこと。
って事で、その間、自慢の酒を試飲させて頂くことに。
ここもおちょこが置いてありまして、数種類のお酒を試飲することができます。
時期的にひやおろしが2品(山田錦と八反・雄町は既に売り切れ)、秋の蔵出し、あとは宝寿や夜の帝王、三人文殊。
それ以外のお酒は、蔵内のそば処たにざきで頂くことができます。シックな感じの良いお店です。
メインはそばでございますが、鯛飯とのセットや、お酒とお蕎麦とおつまみがセットになったもの、お酒のあてなどがあります。
鯛飯とのセットはすでに売り切れって事で、ほろ酔いセットと地鶏のたたきを注文。
セットについているお酒は三人文殊なのですが、追加料金を払い、龍勢の黒ラベルと、宝珠(自作米特別純米大吟醸)にしてもらいました。

最初に出てくるのは焼きみそと日本酒(3分の1合)
おしゃもじに乗ったのが焼きみそ。みそはいりこ味噌でございます。
これをちびりとやって、日本酒をいただく。
ここのお酒は芳醇で、結構しっかりしている。まろやかさと切れの良さも兼ね備えてるんだけど、若いひやおろしと比べると、黒ラベルは円熟みがやっぱりございます。
例えるなら、良い女に誘われて上がり込んだが、このまままったりとし続けたい夜更けの味でございます。
これが、自作米宝珠になると、更に更にエロい味。
またね、蕎麦もうまいんだわ。出汁が濃くないしさ。薬味は薬味らしい味していて、塩梅が良い。
こんな品々で、いりこ味噌をちびっとやって、日本酒を一口食いっといって、そばを食べる。
こうするとどうなると思います?蕎麦も味噌も日本酒も更にうまくなるんです。
もうね、離れられませんってな感じの組み合わせ。
大変おいしゅうございました。
で、お昼ご飯を食べ、ラスクを買って、再び竹鶴酒造へ。
他にもお客さんがいて、しかし主はいない状態なのに勝手知ったる我が家のような感じで、試飲の続きを始めるわ、勝手にお客さんに説明して勧めるわ…とくつろいでおりました。
竹鶴酒造、これまた良いお酒を作るのでございます。
ここのお酒の特徴は、芳醇で、それぞれがたくさんの顔を持っているのですが、共通して感じたのは(私の舌では)、良い意味での苦みみたいな味。
藤井酒造もコメの味が生きていて、それぞれ違う味を楽しめるのですが、竹鶴酒造の場合、同じ広島内の雄町でも産地が異なる雄町を使っていて、口に含んだときに浮かぶ料理が違うんです。これは見せる顔が多いからと、素人ながら思いました。
主お勧めの生酛は、これまた不思議なお酒で、ひやおろしという若いお酒に心地の良い酸味があるのはわかるんですが、2年過ぎてもそれがしっかりあるお酒です。時間が過ぎてしまうと酸味が失われるお酒が多いんですが、これはまたしっかりしている。
芳醇であり、米の味わい、良い感じの渋みなのかな苦みみたいなものがあり、それでいて心地の良い酸味。
普通の清楚な女の人かなと思いきや、いろんなことを経ながら年を重ねてきましたが、それらを肥やしにしつつも、いつまでも初々しさ、かわいらしさを失わない、ええ女の愛しさがあふれているような味でございました。
↑ってなわけで、これを今回のお土産に。
あ、そうそう、ここで勝手に試飲をしてたら、先客が主が連れてこられた方にサインを貰っておりました。
『先生の作品はいつも読ませて頂いております』なんて言いながら、一生懸命日本酒の話をしている男性の話にうなずきながらサインをする作家さん。どこぞの物書きさんかと思ったら、大きく自画像を描いておって、まぁ、絵のうまいさっかさんだこと…なんて思ってたんですが、漫画家の尾瀬あきらさんとのこと。私はちんぷんかんぷんでしたが、夏子の酒はタイトルだけは知ってるので、なるほど絵がうまいはずだ…と思いました。昔からの付き合いがあるらしく、主が迎えに行っていたのは彼だったようです。
もう一軒、酒蔵を回りたかったんですが、こちらは行ってみたところ開いておいりませんでした。残念。
まぁ、何はともあれ、今回も、楽し、お石でございました。
【昨日のお弁当】
朝:トマト、チーズ入りフレンチトースト
昼:豚肉の生姜焼き、野菜とソーセージのスープ煮、広島菜の粕漬け トマト
【本日のお弁当】
朝:広島菜の粕漬けのおにぎり(じゃことゴマ入り)
昼:野菜と豚肉の重ね蒸し、出汁巻き卵、 トマト、広島菜の粕漬け
* * * * * * キボウのカケラ* * * * * *
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