愛知万博(愛地球博)に42回ほど行った記録
ことのはじまりは… 2005-05-XX (---)
(入場者:------)

愛知万博私の財布には愛地球博の1日券が2枚。一枚は私、もう一枚はだんなちゃん。
これが最初の私のスペック。それでも1日で回るのは難しいだろうということで、もう一枚ぐらいはチケット屋で買うつもりではあったけど。なんせ『何やるかわかんね〜』って言われてた万博なので、面白いかどうかもわかんないからね。ところが…

『あやさん、私ね、万博行きたいの』 の友人の言葉。
ちょっと待って、それって私に一緒に行けってことだよね?????と思ったものの言葉に出せず。4600円はトゥー エクシペンシブである。
『…ってことは、その前に下見をしておいた方が良いんだよね〜?付き合ってあげようか?』
両親の追い討ち。その結果、こりゃ、入場料のことをいちいち気にしているよりも、全期間券を買ったほうが精神的に楽だわ〜ってことで買いましたよ、全期間券。ついでに両親にも買わせました。彼らは老人の特性を活かし『朝早くからゲート前に並んで、日が暮れるまで見てこようと思うの』なんて甘いことをいってるんだもん。ってなわけで、5月の終わり、ここに3名の全期間券ホルダーが誕生したのでありました。

…しかしここで、新たなる不安が。親と行くにしろなんにしろ、ネットで情報は手に入るけど、会場がどんな風かつかめない。う〜〜〜〜〜む。何かいろいろ考え始めてキリがない。 ちゃんとたどり着けるかな〜とかさ。あ〜なんかいろいろ考え始めちゃったよ。気軽な、軽やかな楽しい気持ちがどんどん減っていく。 だんだん頭が痛くなってくる。こりゃ、見に行った方が早そう。


+ちょっと下見に行って来る 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)

ちょいと下見ってことで、朝の9時半ごろ家を出発。予定では2〜3時間滞在するつもり。
地下鉄の電光掲示板にリニモの待ち時間がでる。リニモは20〜30分待ちらしい。
ところで、万博が始まる前に 『万博を見るよりもリニモに乗りたい』っていう意見をよく聞いたが…。
ぶっちゃけ、 藤ヶ丘駅が室内で外観が見られないからか乗るとすごさがイマイチわかんない。スピードが速いわけでもないし。それよりも、団体バスの多さに驚く。GWが終われば空くからその頃に行ったほうがいいというのが名古屋の人の考え。裏目に出てそう。
父親のチケット(前売り券)を下取りに出し、全期間券に交換してもらい、ゲートを通過。やっぱり結構人が多い。


+案内嬢ロボット 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)

とりあえず地図を貰う。するとインフォメーション横にちょいとした人だかりが。どうやらテレビで見た案内嬢ロボットの公開時間らしい。写真を撮りたい人、お話したい人は並んでくれというので並ぶ。
もっと面白い質問をすれば良かったが、できるだけ簡単な質問にしてくださいと言われてつまらないことを聞いてしまった。右のフラッシュ(動画だと重いのでフラッシュにしてしまいました。音が割れてますがお許しを)、私の声は動画編集の都合で後から録音しなおしてます(※18歳とは答えずナイショと答えてました)が、ロボットの台詞はオリジナルのままです。テレビで見たには、『デートをしてください』と言うと『ここでお客様の案内をしなくてはいけないから…』と断り、『3サイズを教えてください』というと『事務所を通して下さい』と答えて、『写真を撮って良いですか?』と聞くと『きれいに撮って下さいね』ポーズを取るようです。

 


+そしてあやぞうは途方にくれる 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)

公式ショップの中ですその後、帰る頃には混むと言われている公式ショップでお買物をすることにする。しかし、11時過ぎなのに売店はすでにすごい混雑で身動きとれず、ゆっくり見られるような状態ではなかった。

とりあえず、4人分のスタンプパスポートやTシャツ。メモをする為のモリゾーつきのボールペン。テレビで見たモリゾーテンガロンが欲しいのだが売り切れてたので、1000円のチューリップハットを購入。モリコロキャップでも良いのだが、さすがにこの年(37才)では被るのが…。一度店から出て、レジの列に並ぶすざましさ。

さて、これからどうしたものか…
っていうのは、なんだか想像以上に広すぎて、自分がどっちに行ったら良いのかがわからない。地図を見れば、何がどこにあるかぐらいはわかるのだが、なんていうのだろう、ループ状の道なので、入った瞬間、右か左かしか選択がなく、とりあえず真っ直ぐという道もないし、目標を作ろうにもそういう建物も見つからない。 人もたくさんいる(後から思えばたいしたことがなかったのかもしれないけど) 。何も考えずに来てしまった私は、どうしたら良いのかわからなくなり、しばらくそのまま立ち尽くしていた。(こりゃぁ、下見に来て良かったわ)


+夢見る山 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)
しゃぁない、左に行こう!そう思って最初に向かったのはシャチハタ。待ち時間10分だったから。並んでいる人がいるので、自分もそこに並ぼうとすると『チケットを見せてください』と言う。そして『ここに13時まで並んでもらいますが、その間、飲食はここではできないし、トイレにもいけませんがよろしいですか?』と言われるが、わけもわからず『ハイハイ』と列に加わったものの、考えたらまだ1時間程あるし、お茶をかってなかったので喉もカラカラ。なのにこのまま並ぶのは嫌だなと列からはずれる。隣の日本ガイシは待ち時間15分ほどと言っている。んじゃぁ、そっちにするかと見学。
こじんまりした部屋に椅子がならべてあってそこで3Dと実際の人間による実験ショーを見るのだが、なんだか万博と言う感じではなく、公民館や図書館のホールで、人形劇や児童劇団のお芝居を見る気分。その後も全く話題にならないパビであったが、これはこれでそんなに悪くなかったなぁと今なら思う。
でてきたら、調度『めざめの方舟』という過ごそうなパビの整理券を配っているので貰う。待ち時間は1時間ちょっとと中途半端。 ごはんもどこかで食べたいのだが…とりあえずもう少し足を延ばして様子を見ることに。

+グローバルコモン1:アジア 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)
駆け足で、グローバルコモン1を韓国を除き見学。イエメンインドネパールはうちの母親が好きそうな土産で溢れている。インドブータンネパールスリランカはパビ内も雰囲気がある。中国は漢字を一筆書きする人がいた。すごいなぁ、私も書いて貰いたいなと思ったら休憩に行ってしまった。お土産屋は今ひとつ興味がない。気に入ったのは、モンゴル中央アジア。とにかく売っている小物がかわいい。特に中央アジア。人形を見ているだけで幸せ。展示物も充実。時間がなかったので、夢見る山のめざめの方舟を見学しに行く。

+めざめの方舟 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)
めざめの方舟めざめの方舟に行った頃にはお腹も空いていて、結構疲れていたんだけど、グルグルと渦巻状になった道を歩かされる。変な人形がたくさんある。中日新聞のおまけの愛知万博ガイドで万博の目玉の一つと紹介されていた作品なので、ドキドキわくわく。この人形がどういう動きをしてくれるのか?
床に画面がある。そこに数人の人たちがバラバラ…と立っている。この人たちは何?画面の上にも、横にも不思議に散らばる。老人、子供、男の人、女の人…劇団員なのだろうか?何を始めるんだろう。そう思いながら画面を見つめる。水面が映し出される画面。何をするわけでもなく、時には邪魔な画面上の人々、動きも何にもしない人形。雷鳴に泣く子供、そしてそれを笑う声(この泣き声が一番面白かったか)。『何?なんなの?』と思っている間にスタッフに終わりを告げられてしまった。周りの人も皆『何だったのかしら?』という顔。それが『長いことならばされてこれかい!』となったんだろうなということは想像に固い。

+グローバルコモン6:東南アジア 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)

とにかくお腹が空いたのでなんか食べたいが、できれば外国パビのものが食べたい。…ってなわけで、コモン6に向かうことに。オーストラリアは人気館らしくすごい人。なのでオーストラリアは飛ばして ベトナムラオスマレーシアから順に見て行く。ベトナムはかわいいお土産品がたくさん。そしてマレーシア。私が以前行ったボルネオ島サバ州の雰囲気が出ていて懐かしい感じがする。
お昼は結局、マレーシア館のロティチャナイ

その後、ブルネイ南太平洋インドネシアタイカンボジアニュージーランドと見学。タイもタイのスタイリッシュな面が出ていて悪くないのだが、強いて言えば展示品がステキなのに購入できないのが勿体無い。しかし、本国からこんなパビじゃダメとやり直しをクラって作り直すらしい。すごいな。

待ち時間20分なのでシンガポールも見た。ここはスコール体験ができるのが売り。ところが、ショータイムが始まり(これは遠くからだけど少し見ることができた。楽しい)これが本日一番の待ち時間。40分ぐらい待たされたんと違うのかな。やっとの思いで入る。
傘を広げてドキドキ…。傘を差しても濡れるとは聞いていたが、本当に濡れた…あ、いや、でも、不思議なことに傘の外から濡れたのではなく、傘の内側から濡れてる。なんと、傘に穴が空いていたのだ。そりゃ濡れるわな。
スタッフに『傘に穴が空いてますよ』と伝えたが、スタッフは他の傘と混ぜてしまった。何人かに一人、この傘を使って濡れるんだろうな…

フィリピンは無料のマッサージがあるらしいがこの時間では終了していた。変な丸っぽい建物があり、そこの椅子でみんな寝転んでる。不思議だけど、華やかな香りがする。

オーストラリアは多少並んだ。真っ暗な部屋に案内される。すると、雷鳴が響き、ちょっと離れたところに映像が流れる。真っ暗で他の客とぶつかるのでイマイチ集中できないのが残念。続いて椅子のある部屋でこれまたオーストラリアの自然のような映像を見る。きれいだが単調。大きなカモノハシの前で写真を撮り、お土産屋をひやかす。欲しそうなものがあるけど、次の機会にしよう。


+ロティーチャナイ 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)

ロティーチャナイ ブルネイで食べたロティとは少し違うが、カレー味のものが食べたかったし、値段もGC1の外国館のカレーよりお値打ちなので、ロティチャナイ+2種類のカレーソース(800円)を食べた。カレーソースは2種類。辛いのと甘いのとと聞いていたが、普通に辛いのとそこそこ辛いのって感じかな。ロティチャナイは国内チャンピオンが率いて焼いているらしく、おいしいし、結構お腹にたまる。人気があるひと品だった。

このコモンは中央に水に囲まれた日陰の雰囲気の良い休憩所があるのでそこで頂く。カレーソースはすごくおいしいとまでは行かないが悪くないし、ロティもおいしい。ただ、結構お腹にたまるので、できれば2人ぐらいでシェアして他のものが食べたいかも。


+JRラボの飛翔体の発射実演 2005-05-31 (Tue)
(入場者:98840)

ほんの2〜3時間のつもりが気がついたら5時過ぎていた。あんまり楽しくて気がつかなかった。親からも『いつ帰ってくるの?』と電話が入る。展覧車、ワンダーサーカス電力館の待ち時間が短くなっている。入りた〜い。結局、JRリニアのラボが10分待ちなので入ってしまう。リニアモーターカーの仕組みを模型や映像で説明してくれた。なんかね、 マイナス273度という超伝導状態では電気抵抗がなくなるからエネルギーの無駄がないので、これで強力な磁石をつくり利用したものがリニアモーターカーらしい。磁石の力で動いてるなんて始めて知った私。なんとなく、なるほどねと納得する。(写真の下の再生ボタンを押すと日招待の発射実験の動画がしょぼいですが見られます。その他詳しくはリニア館の超電導ガイドをご覧下さい)その後、リニアモーターカーが展示されてるので、その中を通り抜け。3Dは後日に見ることにする。

そんなこんなで、ちょっと下見に来たつもりなのに、思いっきり楽しんでしまった私。こりゃ、楽しいわ。
帰りはリニモが混んでいる時の裏わざとして紹介されている陶磁器資料館南駅を利用してみることに。北ゲートをでて少し山を登る感じ。片側が山になってるので、夜遅く一人で通るのは嫌だが、確実に座って行けるのは魅力的。


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万博 らぶ
Name:あや 

名古屋に実家があることをいいことに、だんなちゃんが仕事でいなくなると、新幹線に乗って万博に通いまくったバカ女は私です。
これは、すでに老化が始まってボケボケの頭で必至に思い出しながら、今更書いている、私の万博の記録です。

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