愛知万博(愛地球博)に42回ほど行った記録
+本日は瀬戸会場 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

瀬戸会場今日はなかぴーとひろりんとその友人のやすごんと、瀬戸会場に隣接する海上の森の中を探検する里の学校に参加する事に。蜂が出てこないかドキドキのビビリな私。
長久手の森の学校とは違って、こちらはセルフツアーがないので、ツアーに申し込んでの参加になるが、これがなかなかの人気。申し込んだ時間まではしばらくあるので、瀬戸会場を見学。

長久手会場にも市民参加型のパビはあるが、瀬戸はその度合いがずっと濃くなって、工作コーナーもあるし、黙々と土壁の家を作る人や、レンガそのものを作る活動をしているもいる。土壁の家にはモリゾーの家って名前がついていたな。中に入ると結構涼しい。


+瀬戸愛知県館を見学 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

瀬戸愛知県館その後、愛知県館を見学。うちわを貰う。上映作はまた同じ内容だ。でも、嫌いじゃないし、前よりお客さんが少なくて快適な環境で見る。
が、ぶつぶつ言っているひろりん。よくよく聞いたら…

もともとの万博の初めの想定では、会場の森を整備して瀬戸をメイン会場にする予定だった。その後、整備した跡地にマンションが建つことになっていたのだが、オオタカの生息地だし、人工林だがそれなりに自然の宝庫なので、反対され、メインは長久手に変更。
瀬戸はできるだけ森を触らないで、森の生態系などもしっかり調査&考慮したうえで開催する事になったんですわ。
それでも、不都合な場所にある木もあって、それらは伐採ではなく、移植しました…っていうまでが、愛知県館で見るフィルムの内容として出てくるんですね。

『だったら、木を切ってまでやらなきゃ良いじゃん』と、フィルムを見たひろりん。
私も『?』と思ったんですが、すかさずなかぴーが『万博反対派みたいな事を言うね』と突っ込みをいれたら、『だって、反対派だったもん。やすごんと署名運動をしていた』というのでビックリ。
瀬戸愛知県館だって…と思ってたら、すかさずなかぴーが『一番万博を楽しんでいそうな人なのに』と更なる突込み。その後なんて言っていたのかは忘れたのだが、楽しんでいるのも事実だが、自然を壊すのは反対なんだと。
私は万博楽しみ派だったけど、自然を壊してマンション予定地にすることはないだろうって思っていたし、ある意味この万博は、反対派のおかげで改善が進み、より良い万博になったと思っている。堺屋万博だったらもっと日本や世界にアピールできたのかもしれないが、私はこういう万博で本当に良かったなって思う。

ちなみに、私はその話を聞きながらも気持ちはエコマネーへ。瀬戸会場は愛知県館・日本館・里の学校でもエコマネーがつくのだ。これを貯めて何をもらおうかなぁ。モリコロつきのバイオマスプラスチック食器がいいかなぁ〜なんて思っていると、『植樹しろ、植樹』と後ろからささやくひろりん。植樹は最低50ポイントも使うのだ。ふぇ〜ん、その前にエコバッグくらい欲しいよん。


+里の自然学校 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

里の自然学校里の自然学校はいろんなコースがあります。雨の日と晴れの日でもコースは違うんだけど、里山を歩くコースや、陶器のモザイクアートを楽しむコース、ドロ染めとか。
( ああ、モザイクアート、それもたのしそうじゃあ〜りませんか。ねぇ、ねぇっ、スズメ蜂もでないしさぁ〜。)
『折角だから、里の中を歩くやつが良いよね〜』『そうだよね〜』というなかぴーたち。
(だったら、短いコースなんかどうだい?きんま道はハードらしいよ?)
『では、きんま道でお願いします』
(本気と書いてマジかよっっ)

え”?って感じで私たちは一番ハードらしいきんま道コースに参加する事に。75分間里山の中を歩くコースで、きんま道とは森で切った木材を丸太のレールと木のそりを使って運ぶ運搬通路のことらしく、途中でソリを引張るイベントもあるとのこと。それより何より、蜂に刺されないことをお祈り。

私たちを担当するインタープリター(自然案内人)さんはトモちゃんという、小柄の女性。年齢は私の親と近いんじゃないかな?年上の方に失礼かもしれないけど凄くかわいらしい人。
参加者(定員の15人ほど)全員の自己紹介と、ツアーの説明が終わったら水を貰って出発。


+いざ海上の森へ 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

海上の森 まゆ玉工房里の自然学校はインタープリター同伴じゃないと入れない。ゲートにも鍵があって、ちょっとビックリ。でも、その頃の私はスズメ蜂に刺されませんようにっていう気持ちでいっぱい。
『こっちのコースだったらな』と思いながら釜の歴史館の横を通りすぎ、海上の森の奥へと入ってゆく。

が、まもなくトモちゃんが小さな水たまりのようなところを説明し始めた。水たまりのようなものは沢?と思ったら小川。説明を聞くと、全然水たまりじゃないどころか、名古屋を代表する一級河川の矢田川&庄内川の源流の一つっていうじゃありませんか。ひやぁ〜。凄い感動。

海上の森 まゆ玉広場次に寄ったのがまゆ玉広場&まゆ玉工房。ここには木のお櫃や古い道具がいっぱいありました。
外に出ると、トモちゃんが木の説明を始めました。その木はこの辺りが整備されたことによって日が当たり、片方だけ枝葉を延ばし始めたとのこと。万博の為の伐採があったことも事実だといっていた。
森の木を1本たりとも切らせないって思っていた人はそれを聞いて怒るかもしれないけど、私は本当は里山は放置するのではなく、多少人による手入れも必要って言われていたことを思い出していた。


+きんま道 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

きんま道さらにどんどん山道を進むとこのツアーのタイトルにもなっているきんま道へ。
この辺りの地面は、枯葉や枝などが自然と積み重なってできたふかふかの道。要するに園芸にもってこいの廃用土。本当の山道。傾斜も結構ある。 ここにきんま道(木製レール)が敷かれている。
とはいうものの、 この森は戦後に木材不足を補う為に作られた人工林ではあるが、実際に伐採は行われた事がなく、存在するのは再現されたものらしい。
このきんま道を利用すると、人一人で1トンの木材を引張る事ができるらしい。ちなみに写真に載っている木材で1トン。力がありそうな男性2人が引張っておりました。

海上の森 エビフライそういえば、途中でトモちゃんがおもしろいものを見せてくれた。そいつはエビフライ。それも超小型。本当はリスがまつぼっくりを食べた後なんだけどね。でも、そっくり。…って思っていたらその数週間後、トリビアの泉でその話題が出て、へぇ〜へぇ〜ってボタンが押されていたさ。


+森の櫓 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

海上の森 森の櫓ところで、このツアー、メインはこれだけではないんですわ。それは最終目的地の森の櫓(高さ16M)。それでも、最近スズメ蜂が出ているので、やばそうだと登るのは中止と事前説明で言っていました。う〜ん、スズメ蜂は怖いのだがここまで来たら上りたいよなぁと思っておりましたらOKとのこと。煙とナントカのナントカの方な私は喜んで登ってゆきました。

ひや〜♪いい眺め。海上の森名物のオオダカも飛んでいたし。来て良かったよってゲンキンな私の耳にブ〜ンと嫌な羽音。ゲッ、スズメ蜂。
海上の森 森の櫓事前の講習でスズメ蜂が来たら、慌てず騒がずしゃがんで姿勢を低くするようにと習っていたとおりにみんなでしゃがむ。来たのが1匹だったし、すぐに飛んで行ってくれたのでホッ。
それからゆっくり戻る。本当に75分もかかったのかなって感じのあっという間のツアーでございました。


+長久手会場に移動 2005-08-08 (Mon)
(入場者:128664)

瀬戸焼小腹が空いたので瀬戸焼(ちっちゃいお好み焼きみたいなもの)をわけながら食べる。…っていうか、瀬戸会場はあんまり食べるものがないんだよね。
でもお腹が空いたので、こいの池の刀削麺を食べ、キューバ館でモヒート(なかぴーはここで帰る)。そしてこの間覚えた『フェーリーベタゥンラー』をいうためだけにネパール館へ行き、アンデス共同館へ。ママニママニさんやルルとひろりんやすごんも仲良しだとのこと。
『ルルは私らが友人同士なんて知らないから、きっとそれを言ったら驚くだろうよ』とひろりんは嬉しそう。
喉が渇いたのでカムカムを買っている間にひろりんとやすごんとはぐれてしまったと思ったら、すでに彼女らはルルのところへ。彼女らの元へ行くと、ひろりんはルルに『私ら友達なんだ』と告げ、ルルが想像通りのリアクションをしてくれたので満足そう。

その後、お土産コーナーへ。ここにはちょっとエッチなやすごん好きのボリビア人がいる。なんちゅーのかな、万博にはおもしろい人が多いものだ。


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万博 らぶ
Name:あや 

名古屋に実家があることをいいことに、だんなちゃんが仕事でいなくなると、新幹線に乗って万博に通いまくったバカ女は私です。
これは、すでに老化が始まってボケボケの頭で必至に思い出しながら、今更書いている、私の万博の記録です。

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