その後、愛知県館を見学。うちわを貰う。上映作はまた同じ内容だ。でも、嫌いじゃないし、前よりお客さんが少なくて快適な環境で見る。
が、ぶつぶつ言っているひろりん。よくよく聞いたら…
もともとの万博の初めの想定では、会場の森を整備して瀬戸をメイン会場にする予定だった。その後、整備した跡地にマンションが建つことになっていたのだが、オオタカの生息地だし、人工林だがそれなりに自然の宝庫なので、反対され、メインは長久手に変更。
瀬戸はできるだけ森を触らないで、森の生態系などもしっかり調査&考慮したうえで開催する事になったんですわ。
それでも、不都合な場所にある木もあって、それらは伐採ではなく、移植しました…っていうまでが、愛知県館で見るフィルムの内容として出てくるんですね。
『だったら、木を切ってまでやらなきゃ良いじゃん』と、フィルムを見たひろりん。
私も『?』と思ったんですが、すかさずなかぴーが『万博反対派みたいな事を言うね』と突っ込みをいれたら、『だって、反対派だったもん。やすごんと署名運動をしていた』というのでビックリ。
だって…と思ってたら、すかさずなかぴーが『一番万博を楽しんでいそうな人なのに』と更なる突込み。その後なんて言っていたのかは忘れたのだが、楽しんでいるのも事実だが、自然を壊すのは反対なんだと。
私は万博楽しみ派だったけど、自然を壊してマンション予定地にすることはないだろうって思っていたし、ある意味この万博は、反対派のおかげで改善が進み、より良い万博になったと思っている。堺屋万博だったらもっと日本や世界にアピールできたのかもしれないが、私はこういう万博で本当に良かったなって思う。
ちなみに、私はその話を聞きながらも気持ちはエコマネーへ。瀬戸会場は愛知県館・日本館・里の学校でもエコマネーがつくのだ。これを貯めて何をもらおうかなぁ。モリコロつきのバイオマスプラスチック食器がいいかなぁ〜なんて思っていると、『植樹しろ、植樹』と後ろからささやくひろりん。植樹は最低50ポイントも使うのだ。ふぇ〜ん、その前にエコバッグくらい欲しいよん。