この万博の特徴として、市民参加がある。市町村やNGOなどが参加できる万博は珍しいとか。
長久手会場に戻るゴンドラはこの建物の3階から出てるので乗る前にくるくると見学。みんな頑張って自然への取り組みを発表しているのだが、ごめんなさい、このときのことは記憶にあまり残っておりません。っていうのも、10数年ぶりに幼馴染に偶然会ったから。目の前にいて『ひやぁぁぁ〜』ってな感じ。それに全部持ってかれました。
ところで、万博が終わってからネットであれこれ読んでいて思い出したのが『だれでもばんぱく協会』の存在。
これは、万博協会とは別組織で誰でも万博に参加出来るというもの。たまたま実家に帰っているときに耳にした言葉ですが、当時は万博という声が聞こえてくると同じ大きさで万博反対派がその言葉を消してしまうような状況下だったので、そのまま忘れてしまってたんですが、それが形になると市民パビリオンになるんだねと思いました。(実際は参加するに当たってたくさんの制限があって大変だったようです)
私がのぞいた時は地域と自然の関わりについての展示だったと思うのですが(この地域は産業的にも自然と関わりが多く切っても切れない)、そういった国内の自然っていう内容だけではなく伝統や、世界の自然、貧困地域や弱者似目を向けたものなど様々。私が後日市民パビリオンの通路を通っていたら行列ができていたのでなんだろうと思ったら、対話劇場(というシアターがある)榎木孝明がスローな生活について語るというのをやっていた。
それからストリートチルドレン芸術祭っていうのもあった。路上生活をしている子供達の絵を集めた展覧会とか。著名人に好きな絵を選んでもらい、カレンダーを制作。彼らの支援に当てるらしい。発起人はこれが始まりになればいいといっていた。
きっとこういうことが、企業や政府だけで行われる万博より、ずっと豊なものにしてくれたんだろうなと思う。
そういえば、シアターではヨーヨーマのコンサートも行われたんだ。私は万博にいつ来られるのかわからないので、落語の6人会とか、自分には縁がないと思っていたけど、もっと積極的に調べれば良かったな。
そんなわけで、ゴンドラで長久手会場に戻るのですが、こっちは日陰がないのでなかなか待つのがつろうございました。35分待ちで長久手会場へ。