気がついたら12時半過ぎ。お昼時にはまってしまった。今日はアフリカ共同館のKOKOでごはんを食べて、チェコで軽くビールを飲むつもりだったが、予定を変更、チェコのレストラン待ちの行列に1時間ちょっと並ぶことにする。疲れているからかもしれないが、すっかり並ぶことに慣れて黙々と待つ。
『並んでいるからおいしいのかなぁ』『こんだけ並ぶだけのことあるかなぁ』と聞こえてくるけど、(ビールを飲むわけじゃなければそうでもないよ)と心の中でつぶやく。しかも、レストランが狭いので、行列の見た目より待つんだよね。
で、やっとこさ入ったチェコレストラン。ビールは決めたけど、料理はどうしようかと思っていたら『おいしいね、おいしいね、本当においしいね』と隣でシチューらしきものを食べていた女性が何度も言う。相槌を打つ女性の方もかなりおいしそうに見える…ってことでビール醸造家好みのビーフスチュー(1500円)とチェコ人が好きな野菜クリームソースにサーロイン(1500円)、黒と白のビールをいっぱいずつ注文する。
ビーフシチューは、チェコの料理の中では一番おいしかった(普通においしかった)。で、もう一つの方は…パティのように見えておいしそうだったものは蒸しパンだった。1ガッカリ。さらにお肉にかかっていたソースも、パンケーキに添えられたクリームとジャムも…鬱。だんなちゃんは普通に食べていたのだが。サーロイン自体は悪くないんだけどね。

ここでやめておけば良かったのに、壁の得にあったスープがおいしそうに見えて赤いのと白いのを追加注文。クラムチャウダーのような味を思い浮かべながら注文した白いのはクライダ(600円)、赤いのはグラーシュ(800円)。
白いのを口に含んだだんなちゃんは『あんたには…ごにょごにょ』。飲んでみたらさっきの肉にかかっていたソースのように変にすっぱいスープであった。それでも何口か飲むとそれなりに慣れてくるんだけどね。もう一杯の赤いスープの方がおいしゅうございました。
ところで、このレストランの壁には料理の紹介と一緒にシェフの紹介も貼ってあって、それをだんなちゃんに見せたかったのだが、残念ながら取り外されたのか見つけられなかった。外国の中の日本風がおかしくてかわいかったのだが。(コック師匠…って)