ところで、ひろりんたちはカンボジアの扇子に外国人のサインを集めていたのだが、ケリたんが後2〜3人分欲しいというので『カタール館はどう?』と提案、一緒に行く事に。
万博で最初に行ったパビは夢見る山の日本ガイシなのだが、始めてみた外国館はカタール館だった。そして最後も偶然にもカタール館。
カタール館といえばピンバッジを初めとする大盤振る舞い。最終日にもいろいろ配ったっていう話も聞いたけど、とりあえず私たちは切手2枚なので置いときますが、本当にいろんな物を貰った。ピンバッジや、布を織ったキーホルダー(?)、切手…。切手はバラでもらった事もあるけど、自分の写真入でシートでもらう事も。それから無料のヘナタタトゥ。材料が全部揃えばカタール料理も振舞われる予定だったらしい。私はあんぽんたんなので、カタールという国がそんなにお金持ちの国とはてんで知りませんでした。
でも、石油万歳かとおもたら水が豊な国なので発達した漁業や、石膏細工などの伝統工芸、1本弦のバイオリン(木枠と羊の皮でできた胴に1本だけ張られた弦を、馬毛の弓で弾く伝統楽器で遊牧民が愛用)の展示などもあり。更にステージでは楽器の演奏なども行われておりました。コンセプトも『新旧の調和ある開発』だし。
なんか勝手にこの辺りに↑どこにでも公正というスタンスで放送されているアルジャジーラが存続できるりゆうがあるのかなと思いました。
そういえば、日本経済のお偉いさんたちがカタール館にご挨拶に行ったと言う噂も小耳に挟みました。やっぱり実力のある国だったんだね。
万博開催前の認識度はともかく、万博終了時には抜群の存在感を誇る国となっておりました。
いや、国の貧富や認知度、人気度ではなく、どんなパビにするかやスタッフの対応で人気度、好感度がガラリと変わってしまう万博は、ある意味下克上ですな。