イタリア館は展示が主だが、内容の充実度、お洒落度はピカイチだと思う。
なんといっても踊るサテュロス。これは、万博の機会を逃すとおそらく国内から2度と出ることはないだろうというお宝。前は視覚障害者用のレプリカに健常者も触れる事ができたのだが、今はできなくなっていて残念。
ってことで、サテュロス像を堪能する事に。
サテュロスとは、2000年以上前の古代ギリシャ時代のブロンズ像。1998 年にイタリアのシチリア島沖で漁船によって引き揚げられた。サテュロスはギリシャ・ロ−マ神話に登場する森の精で、バッカス神の従者で、像は高さ約2.5メートル、総重量108キログラム。
正直、イタリアはこの万博にあんまり乗り気じゃなかったのだが、ベネトンが日本における名古屋を中心とする愛知と有益性について説明し、説得してくれたらしい。他にもおもしろい展示品があるのだが、サテュロスを見るとベネトン、ありがとうって思うね。
ちなみにイタリア人は芸術品が好きなので、事務所等のなんてことないところにも、スンゴイ高価な美術品などが飾ってあるらしい。やるな、イタリア。
サテュロスを見終える頃、なかぴーから連絡が入る。西ゲートから入る予定とのことなので、落ち合ってかラスペイン館を一緒に見ることに。