愛知万博(愛地球博)に42回ほど行った記録
+雨だから万博に行ってくる 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

モリゾー『今日は雨だからいかないよね?』母、よしこちゃらはそう思ったらしい。
甘い、甘いのである。万博にはまってしまったら、理由なんぞ何でも良いのである。とにかく行ければ。そう、今日はむしろ『雨だから行く』である。
今日はかなり雨が降る予想だったので、お土産屋でも覗いて帰ってこれば良いかって感じ。それを言ったら、昨日で懲りたか(?)と思っていた父親が一緒に行くと言い出した 。
…ってなわけで、昼ごはんを食べてからのんびり出発。
1時過ぎに万博に到着。空いているかもって思ったけど甘かったわ。団体客は晴れでも雨でも来るもんなのね。しかも、雨の中歩きたくないっていうお客が北ゲート(メインゲートであり、公式ショップなどが集まっている)付近にたくさんいる。そんなわけで、実際には空いているんだろうけど、感覚的にはイマイチそんな気がしない。


+切手を作る 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

切手最初に郵便局に向かう。母親が新聞か何かで『郵便局で切手を作れる』という情報を仕入れて、父親に言ってたので。まぁ、こんな日じゃないと郵便局も混むかもなぁ…と思っていったのだが、十分混んでおりました。切手も20〜30分ぐらい待たされたかな。
切手は、プリクラみたいな方式で作る。写真を撮り、 80円切手4枚が含まれている台紙を3〜4パターンの中から1つ選び(きっての部分は同じで、その周りのシートの部分の図柄と思ってください)、切手のすぐ下の部分に自分達の顔が入った状態で印刷されたら出来上がり。カメラの横には小さいモリコロぬいぐるみがあったので、握り締めてポーズ。なかなかうまい商売である。

人間、来てしまえば一緒で、折角来たのだから、空いているうちについでに見て行こうという気になるものだ。


IMTSに乗ってみました 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

IMTS混雑具合の案内板を見ると普段混んでると思われるグローバルコモン4が空いていることになってる。グローバルコモン4はイギリスや北欧など、地中海地域のヨーロッパを除くヨーロッパ方面のパビがあるところ。ならば思い切って行っちゃおうかってことになにった。ところが、北ゲートを中心に考えると正反対の場所にあるんだよね。こんな雨の日に行くのはなぁ…ってことで、乗り物に乗って移動することに。一番早いのはキッコロゴンドラ。だが一人600円。ちなみにトラムは半周一人500円、結構高い。そんなわけで、JRリニア館裏辺りから出ているIMTSで移動することに。

IMTSは西ゲートを経由してコモン4にあるエキスポドームまで行く。西ゲートでの待ち時間が4分ほどあるので時間がかかるが、片道一人200円はお値打ちである。しかも結構空いている。

IMTSとは公式ページによると…


車両は、走行路中央に埋設された磁気マーカに沿い操舵制御され、車々間通信および地上信号装置等による自動速度制御・ブレーキ制御機能を持つことにより、高い安全性と信頼性を実現している。
車線保持機能: 走行路面中央に埋設された磁気マーカに沿い自動操舵制御
隊列走行機能: 非連結な(電子連結による)隊列編成
速度維持機能: 運行ダイヤに基づき、駅停止・発車も含む自動速度制御
定点停止機能: 設定されたプラットホーム位置に各車両を正確に停車
衝突防止機能: 車々間通信及び地上信号装置等による自動ブレーキ制御

IMTS…って云う機能を持った乗り物で、要するに単独でも、連結しなくても電車のような縦列走行が可能なだけではなく、専用道の場合は自動運転で運転手が要らないというすごいものである。 ってなわけで、運転席にはモリゾーが乗ってるのだが、これがIMTSの一番のウリだな。


+コーカサスのバラソフト 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

コーカサスのバラソフトおや、まぁ。ここはなんか違う。

再利用とコスト面から万博会場の外国館はモジュール方式っていうんですがね、縦18m・横18m・高さ9mのユニットを万博協会が建ててるんです。つまり大きさこそ違えど基本形は同じ(外装と内装は自由)。昨日までに見学したパビでは、その国なりのデコレーションが壁に施されてるんだろうなとは思ったんだけど、このコモンは全く違うわ。外観だけでも見応えがある。特にオランダ館。『これがヨーロッパなのね〜』って感じでした。

最初に見学したのはコーカサス共同館。 アゼルバイジャン、アルメニア、グルジアの3ヶ国で展示物を見るより、看板に書かれている『健康と長寿』の方がピンと来る感じが。しかも、ここのバラのソフトクリーム(300円)がおいしいと聞いていたので、そっちの方が気になって板って言うのが本音。ってなわけで、雨降る中、ソフトクリームを食べました。でも、ほんのりバラの香りがする程度だったけど、かえってリアルかもなぁ。


+芸術的なパビリオン 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

北欧館は本当におしゃれな感じ。5カ国の普通の人の生活を映像と生活品、趣味の品の展示で紹介している。絵葉書が何種類もあって、自由に持って帰れる。カフェのショーケースの中の食べ物が本当においしそう。(今頃写真を見て気がつくのもなんだが、この店、アンデルセン(広島の本店っぽい)じゃん。売店ではムーミングッズやおしゃれな小物がたくさん売られているのだが、残念ながら高い。こんなところでも北欧を感じる私。

ベルギーは実にユニークだった。暗い入り口を入るとスクリーンをカンバスに描かれ、映し出された絵が飾られている。それが時間とともに変化する。そのコーナーを抜けた次の部屋ではスピード感のある映像でベルギーの風景を紹介している。


+体感的パビリオン 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

スイス館は結構な列ができていた。定員制ではないのだが1度に入れる人数を15人程度に制限している。 カーキー色のライトらしき音声ガイドを利用して、スイスについて学ぶ。そこを抜けるとアルプス風のセットがあり、みんな記念写真を撮っている。

オーストリア館も人がたくさん並んでいた。なんだ、全然空いてないじゃない。ガラス越しに大きな木製の坂が見える。なんじゃこりゃ?と思ったらそり遊びだった。大人も子供も滑ってる。展示品はこれといって見るものはないが、壁やキャッシャーのテーブルが氷なのが面白い。そしてそり遊び。父はやらないというので、『やほ〜い』と滑る。なかなか楽しい。

イギリス館は、てっきり雨の庭を見るだけかよと思ったよ。ちゃんと建物があったのでほっとする。なんとなく科学館っぽいところで、展示品で遊びながら自然を感じるようなパビ。ちゃんと『自然の叡智』って云うテーマに沿ってるところが良い。きっとだんなちゃんがここに入ったら、当分遊んで出てこないだろうなと思った。

流石に雨の中歩いていると、くたびれる。リトアニア館の座り心地の良い椅子でしばし休憩。ビデオが流れるだけで、これといった展示物はないのだが、なんとなく癒される空間。


+展示型パビリオン 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

ロシア館ロシア館は展示物がたくさんあったな。マンモスの全体像や宇宙船等の大きなもの、琥珀、昔のロシアの人々の生活、ECOをシュミレーションゲーム形式で考えるもの、別の部屋でのフィルム上映、チェブラーシカ人形の展示等、いろんなものがあって、今の段階で見た展示の中では一番見たって感じがする。っていうのか、ベタなのか?お土産屋も充実。かわいいものがたくさんあるが、目を引いたのはマトリョーシカ50ピースかな。

不思議な石造があったウクライナ館ポーランド館アイルランドポルトガルのパビを順番に見学。

ポーランド館は岩塩抗が展示型って言えば展示型だけど、映像や演奏も楽しませてくれる。
アイルランド館はケルト十字、ポルトガル館はコルクを中心に展開。


+チェコ館とチェコビール 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

チェコ ビールチェコ館もイギリス館同様、科学館のようなところで、展示物に触れて遊べる空間だった。大人も子供もはしゃいでいる感じ。ここも、だんなちゃんが来たらしばらく居座りそうと思う。

チェコ館には展示室以外にも映写室(気づかなかった)、お土産屋、レストランがあるのだが、ここの生ビールを飲むと良いと聞いていた(チェコの生ビールは珍しいらしい)。
クルシュヴィツェ一杯900円はぶっちゃけ高いと思いながら(この辺りが、万博のビールが高いと言う話に繋がるんだろうなと思うが、でも、これはまだましな値段である)父がおごってくれると云うので飲んでみることに。それとつまみに一番お値打ちなキャベツとジャガイモのパンケーキ(1100円)を頂く。ビールは確かにおいしい。個性的というよりも柔らかな喉越しで豊な味わいって感じ。が、ジャガイモのパンケーキはしょっぱくて、こんなところで妙にチェコと云う土地を感じてしまいました。


+ルーマニア館 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

ルーマニア館母親から『あんたたち、帰ってくる気があるの?』と電話が入る。万博会場から1時間ほどかかるので、夕飯を食べるのをいつまで待てば良いのかということらしいが、2〜3時間だけ行ってくる予定で出かけた人間が帰ってこなくて待ちくたびれた様子。

ルーマニア館は少し待たされた。定員制らしい。中に入ってみると、ほら、背筋を伸ばす木製でかまぼこ状のような道具ってあるじゃない?あれの一番急なところのような斜面があって、そこには椅子もないんだけどそこに座って(よって、人が落っこちそうになる)生演奏を聞いた。生演奏が良かったと言うのもあるけど、お客さんを楽しませようと云う感じのショーで好感が持てるし、壁の上部にはスクリーンがあり、吹雪のルーマニアの風景が流れて、それがすごく良かった。


+オランダ館 2005-06-02 (Thu)
(入場者:85,363)

本日最後はオランダ館。楽しみにしてました。だってここの外観がキュートなんだもん。もう6時半を過ぎているのに雨の中行列ができている。…と思ったら、定員制であまり人がたくさん入れないかららしい。
床がスクリーンになっていて、それを囲むように人が並び、椅子に座ってオランダを紹介する7分の映像を見る。内容は良くできていて、映像も工夫されてるんだけど、期待が大きかったのでそれだけ?って感じになってしまった。まぁ、どこかで、また見に来ればいいやっていう気持ちがあったかもしれないけど(そのチャンスはあったのだが、入場をするというときになって、暑さによる腹痛に襲われ、のたうちまわっては入れなかった)。

オランダ館を出たら殆ど7時だった。歩くのは嫌なので再びIMTSで帰ることに。 父親はワンダーサーカス電力館に興味があるらしく乗りたそうだが、帰るのが遅くなるので今日はパス。空いていたんだけどね。名残惜しい気分で万博会場を後にするのでした。


This page

+Next Day  -Prev Day
Daily Tytleへ
詳細メニューページへ
前のページに戻る
Guest Book
Aya Para index
検索のヘルプ
Who am I?
万博 らぶ
Name:あや 

名古屋に実家があることをいいことに、だんなちゃんが仕事でいなくなると、新幹線に乗って万博に通いまくったバカ女は私です。
これは、すでに老化が始まってボケボケの頭で必至に思い出しながら、今更書いている、私の万博の記録です。

ExpoDays